http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010021802000077.html
2010年2月18日配信
記事の紹介(抄出)です。
急加速苦情 電子制御と関連否定 トヨタ社長 訪米日程明言せず
トヨタ自動車の豊田章男社長は十七日、トヨタ東京本社で会見し、大規模リコール(無料の回収・修理)問題の対応で訪米する時期について「必ず行くよう準備しているが、スケジュールは決まっていない」と明言を避けた。トヨタはこれまで三月上旬に訪米するとの見通しを示していた。
豊田社長は、今月二十四日に始まる米下院監視・政府改革委員会などの公聴会への出席について「現地状況に詳しい稲葉良〓北米トヨタ社長が適任と判断され、召喚されたのだと思う。私は本社でバックアップする」と答えた。
一方で、議会側から出席を求められた場合は「その段階で考える」と述べ、米議会が社長を召喚するかが今後の焦点になる。
米国で苦情が多発している「意図せぬ急加速」で議会などが問題視している電子スロットル制御システムについては「何らかの異常が発生しても、決して加速しないように制御されている」とし、関連性を否定した。トヨタは外部調査機関に検査を委託中で、結果が分かり次第公表する。
十六日には米道路交通安全局(NHTSA)がトヨタのリコールに対応の遅れがなかったか調査に乗り出したが、会見に同席した品質保証担当の佐々木真一副社長は「(NHTSAに)事実をありのまま申し述べる。情報収集や分析力に反省すべき点はあるが、しっかり説明したい」と話した。
また、国内でリコール対象となった「プリウス」について、豊田社長は「二月末で七~八割程度改修できる」との見通しを示した。
記事の紹介(抄出)終わりです。