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日銀「量的緩和」でじわり介入警戒感

2009年11月29日 | 記事紹介

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-12738820091202

2009年12月2日配信

 

  記事の紹介です。

東京外為市場・15時=ドル87円付近で底堅い動き、日銀「量的緩和」でじわり介入警戒感

                                                  2009年 12月 2日 15:16

                           ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在  86.98/03  1.5089/91  131.24/34

正午現在    86.88/90  1.5085/89  131.07/12

午前9時現在  86.67/70  1.5088/92  130.75/81

NY17時現在  86.74/77  1.5081/84  130.68/75

 [東京 2日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から上昇した87円付近。ドバイの債務問題への懸念が後退して円が売られた海外市場の流れを引き継いだ。日銀が量的緩和政策に踏み出したことで、あらためて為替介入への警戒感が出てきたことも、ドル/円の上昇を後押ししたという。

 ドルは午前の安値86.59円から一時87.17円までじりじりと上昇。アラブ首長国連邦(UAE)の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドが事業再編計画を示したこと、アブダビやドバイの首長がUAE経済の回復に前向きな見方を示したことなどを手掛かりに海外市場で欧米株価が上昇。この日のアジア時間にも金現物が最高値を更新するなど、市場のリスク選好姿勢が高まる動きが強まるとともに、円を売り戻す動きが活発化した。ユーロ/円も午前の130円後半から131円前半へ上昇した。

 円が下落した一因として、前日に日銀が発表した新しい資金供給手段を指摘する声もあった。新型オペ導入による円の短期金利低下については、現状は各国金利差が小さいことなどから、金利差収入を狙うキャリートレードを手がける向きが少ないため「円金利の小幅な変化が為替市場に与える影響は極めて限定的」(JPモルガン・チェース銀行)とされる。  続く...

ただ、市場予想ほど大規模緩和ではなかったものの、円売り介入に必要な条件とされていた金融緩和が実施されたため「下値は売り込みづらい状況。しばらくドル/円はレンジ相場になるかもしれない」(外銀)という。

 白川日銀総裁は前日の会見で、新型オペの導入は「広い意味での量的緩和」と位置づけた。前日の取引時間中には一部で、日銀の会合結果発表と同時に円売り介入が行われるのではないかとの思惑も出ていた。

 他方、10兆円規模の日銀の新資金供給オペについて市場の一部では「流動性の過剰供給による副作用が出ないように、考えられたオペ」(証券系エコノミスト)との評価する声も聞かれる。

 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は11月、銀行が流動性支援に「中毒」になることに警鐘を鳴らしたが、「同様の心配は日銀にもあるはずで、新オペは、あくまでも10兆円に満たない限定的な金額の資金供給を目指すもの」(同エコノミスト)とされる。 今回 日銀が新たに導入するオペは、来年3月に終了する特別オペと類似しているが、異なるのは担保と金額。特別オペでは担保をCPや社債など民間企業債務に限定していたが、新型オペでは国債などを含めた共通担保に拡大する。その一方で、供給額については無制限から10兆円程度に枠を設けた。

 (ロイター 基太村真司記者)

  記事の紹介終わりです。

 

 

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