我が郷は足日木の垂水のほとり

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中国の外貨準備高、9月も過去最高 日本の2倍で世界一更新

2009年10月18日 | 記事紹介

 

FujiSankei Business i. / Bloomberg GLOBAL FINANCE

http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200910150136a.nwc 

2009年10月15日配信

(^_^;)記事の紹介です。

 

中国の外貨準備高、9月も過去最高 日本の2倍で世界一更新

      2009/10/15

 【上海=河崎真澄】中国政府の外貨準備高が9月末時点で前年同月末に比べて19.3%増の2兆2726億ドル(約204兆5340億円)となり、過去最高を更新した。外貨準備高で中国は2006年2月に日本を追い抜いて世界一となってからも膨張を続け、9月末の日本政府の1兆526億ドルに対し2倍以上の規模となっている。輸出などで得た民間企業の外貨も金融当局が吸い上げる「外貨中央集中性」が背景にあり、その外貨で米国債を大量購入することで対米発言力強化につなげている。
 15日付の中国紙、上海証券報によると、中国人民銀行(中央銀行)の調べで9月末時点の外貨準備高は6月末比でも1410億ドル、6.6%増加している。中国の輸出入は11カ月連続で減少し、貿易黒字も縮小傾向が続いているものの、金融当局による元売りドル買いの為替介入や、成長が続く中国へのホットマネー(投機資金)の大量流入、民間からの外貨の吸い上げ策などで「ドル箱」拡大が続いている。
 日中の外貨準備高が逆転し、わずか3年で2倍以上も差が開いた。ただ、みずほ総研の鈴木貴元・上席主任研究員(中国駐在)の推計によると、日本の場合は民間が保有する外貨が政府保有の約5倍の約5兆ドルなのに対し、中国の民間保有は政府の2分の1の約1兆ドルという。しかもその1兆ドルの大半は国有の石油大手や商業銀行などの保有で、民間企業や個人保有は制限されている。
 中国は、民間も含む経済活動で得た外貨の大半を中央に集中させることで、「強大な政治パワーを与え、国際市場の注目を集める」(鈴木氏)ことに成功した。中国は外貨準備高のうち約8千億ドルを米国債で、約6千億ドルを米政府機関債で保有する米政府にとっての“世界最大のスポンサー”だ。
 巨額な対中貿易赤字を抱えながらもオバマ政権が、人民元の切り上げ要求をトーンダウンさせているのもそのためだ。米国から見て同盟国の日本とは異なる共産国家の中国が「世界一」となったことは脅威で、仮に中国が突然、米国債を大量売却する意向を表明しただけで、米国債の暴落は避けられない。中国が外貨準備で米国債を買い続けることで、ドルと米経済が最終的に支えられるとの「人民元アンカー論」も登場した。
 こうした米中の構図が続く限り、中国の外貨膨張は当分続きそうな気配だ。

(^_^;)紹介終わります。

 

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