俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句558・髪31・きちせあや01・2021-11-23(火)
○「白髪は絹の手ざはり母に冬」(『消息』2003)(きちせあや01)
○季語(冬・三冬)(「角川俳句大歳時記・冬」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~) →★俳句結社索引】
【鑑賞】:もはや油脂分を失ってぱさぱさの母の白髪。しかし娘が撫でればそれは絹の手触り。母には何度目の冬であろうか。
○きちせあや
○好きな一句「茎の石餅のごとくに重ねられ」(『消息』2003)02
○季語(茎の石・三冬)
【Profile】:1928年東京都出身。1954年「かつらぎ」入会。1977年「黄鐘」入会。1984年「泉」入会。1990年泉賞受賞。「泉」同人、「晨」同人、『消息』により第4回山本健吉文学賞(俳句部門)受賞。