俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句559「眠たげに山あり笹子鳴きにけり」(荒川心星)

2021-11-29 04:56:00 | 五体俳句

○五感俳句559・聴覚135・荒川心星01・2021-11-29(月)
○「眠たげに山あり笹子鳴きにけり」(荒川心星01)
○季語(笹子鳴く・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~ →★俳句結社索引

【鑑賞】:「眠たげに山あり」は季語への一歩手前であり、季重なりの印象は薄い。「笹子鳴く」の季語は「にけり」の切字を伴って堂堂として座りがよい。

荒川心星(あらかわしんせい)
○好きな一句「鳥語降るまた降る藤原京の春」02
○季語(春・三春)(引用同上)

【Profile】:1931年愛知県出身。知立市在住。「」から「」「松籟」同人。

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