俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句557「頑固さの結び目に出て雪囲ひ」(『小鳥来て』2003)(阿部子峡)

2021-11-15 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句557・感情25頑固1・阿部子峡01・2021-11-15(月)
○「頑固さの結び目に出て雪囲ひ」(『小鳥来て』2003)(阿部子峡01)
○季語(雪囲・三冬)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~ →★俳句結社索引

【鑑賞】:木と板を組んで紐で結んで出来上がった雪囲い。その頑丈な紐の結び目に家主の性格がものの見事に表れている。


阿部子峡(あべしきょう)
○好きな一句「大寺のしづくしきりの氷柱かな」(『小鳥来て』2003)02
○季語(氷柱・晩冬)(引用同上)

【Profile】:1927年山形県米沢市出身。1946年磯崎夏樹に手解きをうけ、中川糸遊(「氷海」同人)の下で句作。1957年「氷海」へ入会、→秋元不死男に師事。1964年氷海同人。1977年星恋賞(氷海同人賞)受賞。1978年→鷹羽狩行主宰「」に同人参加。

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