俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0271・石の俳句010・道部臥牛01・2016-03-25(金)
○「この石にまた腰かけて桜見る」(道部臥牛01)
○季語(桜・春) 「このいしにまたこしかけてさくらみる」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→特集俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「→庭石」「→匂ふ石」「→静かな石」「→乾く石」「→石獣」「→小石」「→屋根石」「→投石」「→石仏」ときた石の俳句。観桜の「腰かける石」をもってお別れです。
●道部臥牛(みちべがぎゅう)(1884~1963)
○好きな一句「牛の眼に広がりてゐる春の野辺」(「現代俳人名彙」1934)02
○季語(春の野) 「うしのめにひろがりてゐるはるののべ」(引用同上)
【Profile】:千葉県出身。「初雁」主宰。