俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0262・石の俳句01・伊藤完吾01・2016-01-22(金)
○「捨てた言葉が石になっている庭だ」(伊藤完吾01)
○季語(無季) 「すてたことばがいしになっているにわだ」(「俳句界201507」より引用)【→特集俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:さて、今日から新しい特集、「石の俳句」。第1弾は庭の石。消え失せてしまえばいいのに、いつまでも石になって残る言葉の残骸。
●伊藤完吾(いとうかんご)
○好きな一句「しらじらと朝は仮想の敵」02
○季語(無季) 「しらじらとあさはかそうのてき」(→「現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:1927年、神奈川県鎌倉市出身。1950年頃「層雲」参加。1976年層雲賞受賞。→荻原井泉水より「層雲」編集を依頼される。1995年「層雲自由律」主宰。