俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0272・胸09・柘植史子01・2016-03-29(火)
○「遠足が胸の高さを通過中」(第54回角川俳句賞予選通過作品)(柘植史子01)
○季語(遠足・春) 「えんそくがむねのたかさをつうかちゅう」【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:遠足の列と出会いました。「腰の高さ」なら小学生低学年。「胸の高さ」なので小学生高学年でしょうか。そんなことをあれこれ想像させる、なんとも楽しい俳句であります。
●柘植史子(つげふみこ)
○好きな一句「輪唱の最後はひとり犬ふぐり」(同上)02
○季語(犬ふぐり・春) 「りんしょうのさいごはひとりいぬふぐり」
【Profile】:1952年、神奈川県横浜市出身。石川県金沢市在住。1997年「風」入会。2003年「田」入会、→水田光雄に師事。2004年「風港」入会(2009年退会)。2008年「田」禾集同人。「エンドロール」50句にて2014年第60回角川俳句賞受賞。俳人協会会員。