俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0235・数詞効果010・遠藤由樹子01・2015-07-16(木)

2015-07-16 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0235・数詞効果010・遠藤由樹子01・2015-07-16(木)

○「一家団欒三伏の山暮るる」(第59回角川俳句賞候補作品「航海」50句)(遠藤由樹子01)

○季語(三伏・夏) 「いっかだんらんさんぷくのやまくるる」(「俳句201311」より引用)

【鑑賞】:「三伏」:夏の最も暑い時期。夏至後の第3の庚(かのえ)の日を初伏、第4の庚の日を中伏、立秋後の最初の庚の日を末伏といい、この三つをあわせていう。《デジタル大辞泉の解説》暑い盛りですが幸せそうな夕餉の灯りです。

 

○遠藤由樹子(えんどうゆきこ)

○好きな一句「山城の空の近さに日傘閉づ」(第59回角川俳句賞候補作品「航海」50句)02

○季語(日傘・夏) 「やましろのそらのちかさにひがさとず」(引用同上)

【Profile】:1957年生まれ。2001年「未来図」入会。→鍵和田秞子に師事。2004年「未来図」新人賞受賞。「未来図」同人。第56回・60回角川俳句賞候補。俳人協会会員。


遠藤由樹子掲載句
03生者らのさくさく崩すかき氷(かき氷・三夏)〈方法658・オノマトペ90〉2024/7/25

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