俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0210・質感=硬04・水田光雄01・2015-01-20(火)
【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「大寒や巻かれて硬きゴムホース」(「俳句」201211)(水田光雄01)
季語(大寒・冬) 「だいかんやまかれてかたきごむほーす」
【鑑賞】:ゴムホースの中の水も凍るほどの寒さです。それよりもゴムホース自体が寒さで硬くまるまっているのです。今日は「大寒」。
○水田光雄(みずたみつお)
●好きな一句「いくたびも鷹の孤独を放ちけり」(『田の神』2004)02
季語(鷹・冬) 「いくたびもたかのこどくをはなちけり」
【Profile】:1950年千葉県鴨川市出身。1991年「青山」入会、山崎ひさをに師事。2000年、「人魚の鱗」30句にて第1回「俳句界」新人賞受賞。2002年、「田」俳句会結成、月刊俳誌「田」創刊。