俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0209・青024・赤尾恵以01・2015-01-17(土)
○「一月のネオンの青き阪神忌」(赤尾恵以01)(→忌日祈念日)
〈あお青〉blue#0000ff
○季語(阪神忌・冬) 「いちがつのねおんのあおきはんしんき」(「俳句の殿堂」より引用http://www.bansuisou.org/event/dendou/uzu.html)
【鑑賞】:「阪神大震災」から20年が経ちました。日本列島の最も寒い時期の哀悼の日。ネオンが青く発光します。
「→平成七年一月十七日裂ける」(時実新子)(2010-12-14)
「→枯草や住居無くんば命熱し」(→永田耕衣)(2013-1-17)
「→神戸かなしも風花已まぬルミナリエ」(市堀玉宗)(2014-01-17)
○赤尾恵以(あかおえい)
●好きな一句「野仏に茶碗の一つ日脚伸ぶ」02
○季語(日脚伸ぶ・冬) 「のぼとけにちゃわんのひとつひあしのぶ」(「俳句の殿堂」より引用http://www.bansuisou.org/event/dendou/uzu.html)
【Profile】:1930年兵庫県出身。→赤尾兜子夫人。兜子の死後「渦」を継承。1994年主宰就任。現代俳句協会幹事。日本文藝家協会会員。
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赤尾恵以掲載句
03「月に乾杯地球傾きつつ廻る」(月・秋)〈特集・傾く俳句〉2017/9/22