俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0209・数詞の二08・林佑子01・2015-01-16(金)
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○「耳ふたつどこへも蹤いてくる寒さ」(林佑子01)
季語(寒さ・冬) 「みみふたつどこへもついてくるさむさ」(「魂の一行詩」より引用http://www.kadokawaharuki.co.jp/soul/poem/0704.html)
【鑑賞】:耳宛がないと外を歩くには厳しい季節です。どこへ出向いても耳ふたつがついてきて、耳ふたつの寒さもついてきます。
○林佑子(はやしゆうこ)
●好きな一句「獅子舞の地に伏し人に戻りけり」02
季語(獅子舞・新年) 「ししまいのちにふしひとにもどりけり」(「同上」)
【Profile】:1930年、北海道出身、札幌市在住。「河」同人。「昆布刈村」にて第33回(1987年)角川俳句賞受賞。