俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0204・数詞の二03・小林篤子・2014-12-12(金)

2014-12-12 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句0204・数詞の二03・小林篤子・2014-12-12(金)

○「寒波二波三波花屋に花あふれ」(「俳句」201403)(小林篤子01)

季語(寒波・晩冬) 「かんぱにはさんぱはなやにはなあふれ」

 

【鑑賞】:「KANPA NIHA SANPA HANAYANI HANA AFURE」というA音の多い句。花屋に溢れた花とともに、寒さを楽しんでいるような明るさを持った句です。四波でも五波でも来るなら来なさい。

 

 

小林篤子(こばやしあつこ)

●好きな一句「寒禽の一声に背を押されけり」(「俳句」201403)02

○季語(寒禽・三冬) 「かんきんのいっせいにせをおされけり」

 

【Profile】:1942年、神奈川県出身。→星野麥丘人に師事。「鶴」同人。所沢市在住。


小林篤子掲載句
03暑き日の亀が手足をつかひをり
(『花篝』2003)(暑し・三夏)〈五感649・暑感2〉2024/5/23

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