俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0206・青023・日下野由季01・2014-12-27(土)

2014-12-27 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0206・青023・日下野由季01・2014-12-27(土)

○「冬鷗海の青さを奪ひ合ふ」(「俳句」201308)(日下野由季01)

○季語(冬鷗・三冬)〈あお青〉blue#0000ff

【鑑賞】:牧水の「白鳥は哀しからずや」の歌を想起させるような美しい句です。白く空に群れる冬鷗たちが競って空の青さを奪い合っているのです。

 

 

日下野由季(ひがのゆき)

○好きな一句 「降る雪のほのかに青し逢はざる日」(「海」200603)02

○季語(雪・晩冬) 

【Profile】:1977年東京都出身。「」(高橋悦男主宰)同人から編集長。海新人賞、海賞、世田谷文学賞を受賞。俳人協会会員。


日下野由季掲載句
03さざなみの果てのみづいろ小鳥来る(小鳥来る・仲秋)〈特集548・いろは俳句4-7(さ)〉2021/9/17

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