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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0154・方位(空間)08・斎藤梅子・2013-12-28(土)

2013-12-28 09:48:06 | 次元俳句

○次元俳句0154・方位(空間)08・斎藤梅子・2013-12-28(土)

○「寒影のわれ西方に歩みだす」(斎藤梅子01)

○季語(寒影・冬)

【鑑賞】:方角の「西」であります。「→西日中電車のどこか掴みて居り」(→石田波郷)に次いで2回目です。陰陽五行説では四方位にはそれぞれに相当する色があるといいます。東は青、南は赤、北は黒、そして西は白です。

 

斎藤梅子(さいとううめこ)(1929~2013)

○好きな一句「短日や砂を噛みゐる貝の腸」02

○季語(短日・冬)

【Profile】:徳島県那賀郡生まれ。今井蝶人、→桂信子に師事。1986年『藍甕』で第10回現代俳句女流賞受賞、徳島県出版文化賞。1992年「青海波」創刊主宰。


斎藤梅子掲載句
03またの世へ土用蜆を掘つてゐる(土用蜆・晩夏)〈特集俳句541・いろは俳句3-10(ま)〉2021/7/30

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