俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0137・冷感013・小金まさ魚・2013-07-29(月)
○「足もとを風ひやひやと遠花火」(小金まさ魚01)
季語(遠花火・初秋)
遠くの花火が聞こえています。足許をひんやりとした風がゆきすぎます。あの遠くの花火は、今日の自分には関わりが薄かったことの寂しさを感じています。さあ、家路を急ぎましょう。
○小金まさ魚(こがねまさお)(1901~1980)
代表句「空を奪いし蜆の水をまた換える」02
季語(蜆・春)
1937年に岡本圭岳に師事し、1938年に→下村槐太を知り以後同人誌などを創刊。1952年に「赤楊の木」を創刊し、1970年には「海程」に同人として参加。