俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0104・顏03・浅利恵子・2012-11-20
○「人ゐれば人の顔する寒鴉」(浅利恵子01)
季語(寒鴉・冬)
嘴太でしょうか、嘴細でしょうか。鴉は利口な鳥であるといわれます。人間の顔色をみる冬の鴉です。
○浅利恵子(あさりけいこ)(1947~2006)
代表句「新雪を汚して暮し動き出す」02
季語(新雪・冬)
秋田市出身。「ホトトギス」同人。俳句によって平凡な人生を豊かに送っていると自負、日々楽しんで作句していた。1976年より句作。桑田青虎の紹介により野分会入会。1985年同人。2004年→高浜虚子顕彰俳句大賞受賞。