俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0103・胸04・吉田鴻司・2012-11-13

2012-11-13 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句0103・04・吉田鴻司・2012-11-13


○「白鳥のを濡らさず争へり」(吉田鴻司01)

季語(白鳥・冬)

群れのなかで、争いをしている白鳥がいます。湖の水をはねながら争っているのですが、胸の羽毛は決して濡らすことはありません。白鳥としての誇りです。

 

吉田鴻司(よしだこうじ)(1918~2005)

代表句「蛇去つて戸口をおそふ野の夕日」02

季語(蛇・夏)

静岡県静岡市出身。1927年→嶋田青峰に師事、同門の→秋元不死男らの指導を受ける。1958年、→角川源義に師事、「河」創刊に参加。前同人会長、最高顧問。1994年、第3句集「頃日」が第34回俳人協会賞。

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