俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0104・果て(空間)01・池西言水・2012-11-18

2012-11-18 00:00:05 | 次元俳句

●次元俳句0104・果て(空間)01・池西言水・2012-11-18


○「木枯のはありけり海の音」(池西言水01)

季語(木枯・冬)

池西言水はこの句によって「木枯の言水」といわれました。木枯らしの果てるところは海の上だというのです。あの沖の波音のしているあたりが、木枯らしの終焉の場所です。

 

池西言水(いけにしごんすい)(1650~1722)

代表句「菜の花や淀も桂も忘れ水」02

季語(菜の花・春)

江戸中期の俳人。奈良の人。のち京都に住んだ。貞門の→松江重頼に学び、さらに談林の新風に親しみ、俳諧の革新に尽くした。同門に→上島鬼貫がいる。「木枯の果はありけり海の音」の一句により「木枯の言水」の異名をとった。

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