俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0102・聴覚031・伊庭心猿・2012-11-05

2012-11-05 00:00:05 | 五感俳句

●五感俳句0102・聴覚031・伊庭心猿・2012-11-05


○「オルガンや枯木のなかの煉瓦館」(伊庭心猿01)

季語(枯木・冬)

そもそもオルガンの音には枯れた響きがあります。それが足踏オルガンなら、なおさらのことです。オルガンの音のなかに枯木と煉瓦館がひっそりとたたずみます。

 

伊庭心猿(いばしんえん)(1907~1957)

代表句「すぐ昃る日ぐせの空や光琳忌」02

季語(光琳忌・夏)

東京市出身。少年の頃、→富田木歩に俳句を学ぶ。文筆家として→永井荷風から相当の信頼を得ていたが、荷風や樋口一葉の偽筆や、荷風から譲り受けた物を売りさばいていたことが、発覚し荷風から絶交を言い渡された。

コメント