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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句026・夢(超次元)03・富田木歩

2011-01-16 12:56:43 | 次元俳句

●次元俳句026・(超次元)03・富田木歩


○「に見れば死もなつかしや冬木立」(富田木歩01)

○季語(冬木立)

【鑑賞】:夢に見た自らの死。もはやそれは恐れるようなものではなく、なにか懐かしいような既視感が漂っていました。私たちの脳の中には、いつか死を受け入れることができるような用意が、どこかにインプットされているのかも知れません。

 

富田木歩(とみたもっぽ)(1897~1923)

○好きな一句:「わが肩に蜘蛛の糸張る秋の暮」02

○季語(秋の暮)

【Profile】:東京本所向島生まれ。2歳の時病により足が不自由になる。普通教育を受けず、いろはがるた等により文字を知り独学。度々の洪水により一家は貧窮。弟・妹を肺結核で失い、自らも患うが句作に専念。1916年、→臼田亜浪に師事。生涯の友、新井声風の力により境涯作家として俳壇に名を知られる。関東大震災の際、声風の救助の甲斐なく向島堤上で焼死。享年27歳。


富田木歩掲載句
03背負はれて名月拝す垣の外(名月・仲秋)〈特集665・天体俳句2-9月〉2024/9/13

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