俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句083・聴覚021・辻田克巳・2012-06-25
○「梅雨永し二階を妻の歩く音」(辻田克巳01)
季語(梅雨・夏)
五感の中で「聴覚」がついに20を超えました。音を感じて詠む俳句が多いということでしょう。長い梅雨。なにもかもが湿っている家の二階を妻がみしみしと歩く音がします。
○辻田克巳(つじたかつみ)
代表句「地に深く居る満開の桜の根」02
季語(桜・春)
1931年、京都府出身。→山口誓子・→秋元不死男に師事。1990年「幡」創刊主宰。句集「オペ記」で第4回俳人協会新人賞。「幡」で宇治市民文化賞授賞。
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辻田克巳掲載句
2012/12/28 03大年の逆さに覗く縁の下(大年・冬)〈特集・家屋(縁の下)〉