俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句081・自由律07・栗林一石路・2012-06-14

2012-06-14 00:00:05 | 方法俳句

●方法俳句081・自由律07・栗林一石路・2012-06-14


○「シャツ雑草にぶつかけておく」(栗林一石路01)

○季語(無季)

【鑑賞】:「自由律」は従来まで「技法俳句」のジャンルでしたが、「技法俳句」廃止にともなって「方法俳句」のジャンルとします。この句は無季の句ですが、なんとなく夏の匂いがする句ですね。

 

栗林一石路(くりばやしいっせきろ)(1894~1961)

○好きな一句「父祖の地に杭うちこまる脳天より」02

○季語(無季)

【Profile】:長野県小県郡青木村生まれ。1923年、長野から上京。新聞記者として活躍。在郷時代より→荻原井泉水に師事し「層雲」に拠る。昭和初期プロレタリア俳句運動を起こし、1934年、「俳句生活」を創刊、その中心となる。1941年、俳句事件で投獄2年半。戦後、新俳句人連盟に参加、委員長となる。


栗林一石路掲載句
03売られる映画館のネオン息づく赤青緑黄(無季)〈色彩657・多色5〉2024/7/15

コメント