俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」（透次）
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(＾ι_＾)ゞノ♪透次
●色彩俳句081・鉄色02・夏井いつき・2012-06-13
○「その中の鉄の色せし熱帯魚」（夏井いつき01）
○季語（熱帯魚・三夏）
【鑑賞】：鮮やかな色の多い熱帯魚が水槽のなかで揺れています。ふとそのなかに鉄色の熱帯を見つけました。鉄色をしながらも優雅に泳いでいます。鉄色とは鈍い灰色がかった緑とあります。
○夏井いつき（なついいつき）
○好きな一句「いもうとの白く妊る桜かな」(『伊月集 龍』2015)02
○季語（桜・晩春）
【Profile】：1957年、愛媛県生まれ。1988年、8年間の中学校教員生活を辞め、松山市を拠点としてプロの俳人を目指す。1994年第8回「俳壇賞」受賞。1997年、俳句集団「いつき組」を立ち上げ組長に就任。2000年第5回「中新田俳句大賞」受賞。→黒田杏子主宰「藍生」会員。『プレバト!!』で俳句部門の査定を担当。
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