会社を少し早く出た帰り道、
毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」にもう一度
車を停めました。
最近は足を向けていなかったお堀端で名古屋城の石垣にカメラを向け、
数枚撮ってから場所を少し移動し、振り返った時です。
先ほどまでのアングルの中に、
一人の若い女性がたたずんでいました。
構図はほとんど同じなのに、
一人の女性が加わったというただそれだけで、
景色が、全然違ってくるものなのですね。
暮れ行く晩秋の、もう人気(ひとけ)のないお堀端に、
彼女は一人で何をしに来て、
何を考えていたのでしょうか。
彼女の、
逆光の中の赤茶色の長い髪に、
オジサンは、
一瞬だけ恋をした気がします。
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という意味のことを申し出されても “人となり”から不審人物とは思われませんよ。絶対!
♪泣いているのか~笑っているのか~
うしろ姿の~ 素敵なあなた~
ついて行きたい~あなたのあとを~
振り向かないで~お城のひと~ ♪
シャンプーか何かのCMソングでしたよね。
好きだったなあ、この唄。
女性のうしろ姿って神秘的ですよね。
女性の後姿――神秘的ですし、愛らしくもありますよね。
当然、「下の写真」のほうが、興味をひきます。