巷では国交省(国土交通省)の統計不正が取り上げられているが、
これは、俗に不正な数字を上げるのは「鉛筆をなめた」と言うが、
==でも国交省は鉛筆をなめたのではなく、消して不正したのであるが==
では、「鉛筆をなめる」とは、どんな意味があるのか調べて見た。
得意(?)の広辞苑で調べて見たら、出てこない・・なぜ??
「鉛筆をなめる」という慣用句からきている言葉のようだからで、
インターネット検索をしたら、次のような意味合いがあるようです。
1)丁寧に・慎重に、考えながら苦労して書くこと。
文字を丁寧に濃く書きたいときに芯をなめながらゆっくり書いたことから、
苦労して、細部にわたり緻密に、という意味を持つようです。
今回の事件(?)がこの意味合いで使われたのであればよかったんですが・・
2)数字を改ざんし調整すること
昔は事務処理もパソコンではなく鉛筆で書いていたものです。
そのため、事務処理を行う担当は、膨大な数字や文字をまとめるのに、
鉛筆の先をなめて作業していた。
ということから「書類を記入する」にという意味に転じ、
さらに「書類上の数字を操作する」「記録を改ざんする」という意味にも派生していった。
★昔の鉛筆は質が悪く、字がかすれてしまうことがよくありました。
その時に鉛筆をなめて芯を湿らせると、また黒くかけるようになった。
という経験は私もあります。
※鉛筆をなめてみようと捜したが、
普段はほとんど使わないので・・ようやく見つかりました。