某SNSのラーメングループでディスられていた匿名のお店があったのだが、写真の器と餃子に見覚えがあるなーと自分のブログを遡ってみたら昔行ったことがあって同じように滅茶苦茶こき下ろしていました。
読み直してみて、つくづくうに猿って人が他人に最も触れられたくない弱点を正確に見極めてグジグジといじってこき下ろす文章が最も得意なんだーと改めて思ったのですが、でもそれが俺だし意識すればいつだってひっくり返して良い所を褒めるような逆の生き方もできると思って早や50年なのです。。
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下半期どころか、ここ数年のSBOワースト有力候補
街の外れの外れにあるお店の担々麺
以前に車で寄ったのだが、その時、この店のウリらしい辛いラーメンの辛さを尋ねたところ
飲食業の常識を根底から覆すがごとく
「俺はお前じゃないから、分からない」(意訳)
とのコミュニケーション拒否という、ひょっとすると人類の歴史さえ全否定しかねない、店主の素敵な答え
「じゃ、いらない」(意訳)
っと、食べずにお店を出るも
正当な評価をするべく、その後、自転車でもう1度行ってみたのがこの日
もしかして「俺はお前じゃないから、分からない」=『文句があるなら、食ってから言ってくれ』=『ふっふっふっ、なめるなよ小僧!こちとら逃げも隠れも出来ない地元に店を構えて40年やってきてんだよ!』って感じかも?って淡い期待をぶち破る
ビジュアルが、そもそもゲロ風
まだ手を付けていないのに、縁の外側まで汚れている器
最初から突っ込まれたレンゲが持つところもヌルヌルで置き場も無し
唐辛子を効かせてあるが、隠し切れない豚肉の生臭さ
豚ひき肉の大きな塊がゴロゴロしているところをみると、たいして炒めないでお湯を注いでひき肉の塊を菜箸でチャカチャカかき混ぜた感じ
野菜が入っているのもウリらしいが、葉1本分のニラの量
仕上げに、間違いなく火を止めないで入れて沸騰した玉子
とどめは、タイミングを逸して茹ですぎブヨブヨした麺
もちろん、うに猿担々麺ランキングぶっちぎりの最下位
それどころか、久しぶりに不味いモノを食べてる実感が新鮮だった……
餃子も凄かった!
鉄板が臭いのか?油が臭いのか?あるいはその両方の味がする箸で持ち上げられないほどネチョネチョした一塊の餃子達
ほぐした一つを醤油につけると中身もネチョネチョなのでドロドロに溶けだす始末
量が凄いのもあったが、生まれて初めて餃子を残した気がする
具の芯が解凍されずシャリシャリした餃子さえ完食したことのある、食には真面目な うに猿が、自転車で何キロも走って来てさえ残すほど奇跡の餃子
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我ながら名文だと思う。。
その許可性のグループのネガティブな事は書かない主旨とは違ったようで速攻で消されていたのだが、夫婦らしき店員がいがみ合っているとかトイレが汚いとかコップが汚いとか水にゴミが浮いている等書かれていて完全に同意なのだが、経営者となった今となっては見方が少し違ってきていて、自前の土地と建物で借金が無いにしても夫婦?で曲がりなりにも長年潰れないで継続営業していてアップダウンのある田舎道の主要国道を走っているとオアシスのようにポツンと出てくるラーメン屋で何度か通るうちに一度は入ってみようかな?って思わせる場所の良さは商売としては凄く勉強になるのです。