「
海外で見かけた注目の車」シリーズの第1438回目。
「バルト三国編(2016年)」です。
今日もヒュンダイからですが「
テラカン」と「
サンタフェ」をご紹介。
まず、「
テラカン」ですが、2001年から販売されたモデルの前期型です。
このモデルは三菱の「
パジェロ」をベースに開発されたものですが、デザインは別物になっていますね。
「
テラカン」の先代モデルは「
ギャロッパー」というモデルで、こちらも「
パジェロ」がベース、一方、後継モデルは昨日、記事にした「
ベラクルーズ」で、そちらはオリジナルの設計です。
スペック等を見ておくと、大きさは、全長4700mm、全幅1860mm、全高1840mm、ホイールベース2750mm。
搭載されるエンジンは、ガソリンV6-3.5L、ディーゼル直4-2.9Lターボでした。
次にこちらの2台ですが「
サンタフェ」。
左の写真が初代モデル前期型、右が2代目モデル前期型です。
初代モデルは前後期を見分けるポイントであるフロントグリルが交換されており、判別が困難だったのですが、グリルからバンパーにかけての傾斜のラインが前期型に近いので、そう判定しました。
この交換後のグリルは海外のヒュンダイ車でよく見るのですが、この車種にも合っていますね。
次に2代目モデルの方ですが、随分と空力の良さそうなデザインとなりました。
この写真の車両には、日本では懐かしいグリルガードも付いており、SUV感は満載です。
なお、「
サンタフェ」の現行3代目モデルでは通常ボディの他にロングホイールベース版もラインナップしています。
このあたりは海外での販売を企画当初から考慮していることが伺え、自国のみならず、欧米で販売数を伸ばしているヒュンダイらしさが垣間見えますね。