朝、庭の散水が終わってから「今日も暑くなりそう」と
居間に戻ってから庭に目を向けた時、
目に入ったのは孔雀草の中で今、
丁度始まっていた蝉の羽化です。
大急ぎでカメラを持って又、庭に降りた。
白い羽化したばかりの細い成虫は瞬く間に横に広がって
白くて透明な羽根の蝉になっていきます。
2時間ほど経つ間に色がだんだん濃くなって
それが油蝉だと直ぐ解ってきました。
油蝉ってこんなに大きかったんですね。
暫らく時間をおいてから行って見ると飛び立ってしまった様で
抜け殻しか残っていないのに気付いた。 (シマッタ…)
でも近くを良く調べたら同じ孔雀草の茂みの中で
体を休めている、あの油蝉を見つけました。
やっぱり…相当に疲れたようです。
背中に白い気管の糸が生々しい
まるで生きている様な空蝉が残っていた。
感激した朝の出来事でした。
