哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第六十三今日こずは(書)

2010-08-28 06:15:50 | 
今日こずは明日は雪とぞ降りなまし
消ずはありとも花と見ましや        在原業平

 私が今日か来なかったら、明日は雪となって消えていただろう。仮に消えなくてここにいたとしても、花としてみることが出来るだろうか。この歌は恋の返歌で相手の女性でないと理解できないところがある。