古今集第五十六番(書) 2010-08-07 05:57:31 | 書 見わたせば柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける 素性法師 はるかを見渡すと緑の柳と紅の桜をうまく織りなして、平安のこの都を春の錦を延べたようで美しいものである。素性法師は、六歌仙の一人僧正遍照の子で、自らも三十六歌仙の一人。