徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

頚城鉾ヶ岳登山中の出来事~自然観察編~

2024-05-07 21:30:59 | Weblog
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 もともとは連休中に頚城鉾ヶ岳に出かけている理由は沢山のカタクリ、残雪と新雪と日本海の遠望という景観に魅了されているからです。
 そんな良い場所なんですが残雪が多いというだけで訪れる人は稀で独り占めできます。
 今年は私以外に2人もの人に出会って驚いているぐらい人が来ないのです。
 ちなみに、これまで出会ったクマは3頭、人は5人です。
 昨年までは同数だったんですね~(笑)

 全てではないですが色々と写真を撮っていますので適当にコメントをつけ羅列していきます

 森林生態を学ぶと「ブナーユキツバキ群落」という言葉を目にします。
 日本海側の豪雪地帯の特徴的な植生を示していて鉾ヶ岳の山麓の大半は臨床にユキツバキが見られます。
 今年は雪が少なく例年ですと登山口近くで見られる花が標高1000mぐいらいで見かけました
 

 ミズナラは非常に少ないです。金冠山の山頂には矮小化したミズナラがあり花を咲かせていました。
 冷温帯を代表する樹種の一つですがブナと比較すると雪に弱いこともあり豪雪地帯ではあまり見られずブナの純林になりがちです
 

 地域変異だと思いますが岐阜県内で見るとホオノキより葉はおおぶりです。
 そんなこともあり展葉直後の葉の写真を撮りたくなります
 

 例年ですとフキノトウにありつく場所ですが、今年は冠毛が・・・
 

 ナガハシスミレ。特徴的な花の形です
 

 ツボスミレ。その他にオオタチツボスミレが沢山あるのですが何故か写真を撮っていない・・・
 


 

 チゴユリが沢山咲いていました。ランナーで増えるので写真のチゴユリは、ひょっとしたら一株かも?

 


 

 ゼンマイ。豪雪地帯のゼンマイは品質がよく高値で取引されます。
 鉾ヶ岳山麓のゼンマイは東京の料亭に卸されていたそうで、専属で採取する人が数名いたとか
 

 シラネアオイの花は多く見かけました。雪が少ない年ほど沢山観察できます
 


 

 ショウジョウバカマ
 

 鉾ヶ岳の山頂近くでシジュウカラがいました。
 標高1,000m以上だとコガラかヒガラかといったところ。
 少々違和感を感じましたというかニアミスだったので写真を撮ってやろう!と夢中でシャッターをきったのですが、よくよく鳴き声をきくと警戒音。
 まさに私が邪魔ものだったんですね・・・それに気づいた私は、写真を撮るのを止め立ち去りました
 

 シオデの花
 

 コブシの花が奇麗でした。
 雪が多い年は雪の中に埋もれていて花を見ることは少ないです
 

 キブシ
 


 


 カタクリの花は標高1,000以上のところで見られました。
 山頂近くのカタクリは矮小化していて花が小ぶりです
 


 

 オオバクロモジの花
 

 オオカメノキの花
 

 ウワミズザクラの花は例年どおりでした
 


 ウリハダカエデの花
 
 
 イワカガミ
 

 イワウチワ
 

 アブラチャンの花
 

 アブラチャンの存在に今年初めて気づきました・・・
 


 色々と写真を撮っているな~と我ながら思います
 


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コメント
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