シニアリーグ入替戦
v.s. 川崎
○3-1 秘密兵器が入籍を経て覚醒!
得点:ハセ2、岩
アシスト:望、片、達
肌寒さを通り越し冬を感じるようなコンディションの中、最近相性の良い綾瀬スポーツ公園で熱い戦いが繰り広げられた。
最終戦ギリギリのところで掴んだ入替戦、しかも相手はここ数年勝てていないチーム、いやが上にも気合が入る一戦だ。
キックオフ直後は、慎重に行くあまり固さが目立った。加えて、相手が積極的にプレスをかけてきたのを短いパスでかわそうとして受けに回ってしまった感もある。立ち上がり数分は自陣での戦いを余儀なくされた。
重苦しい時間を断ち切ったのは、右SB近の相手DF裏へのロングパスだった。これでラインを押し上げることができ、一息つけたといえる。
その後は落ち着きを取り戻し、少しずつ萩・高・片・橋の中盤にリズムがでてくる。そのリズムを加速させたのがFW起用の望。立ち上がりこそ位置取りが低く噛み合わなかったが、相手陣でボールを持つと独特のドリブルで一人二人と相手をかわし、相手DFを翻弄していった。
待望の先制点は15分も経たないうちに訪れた。
相手陣での中盤のパス交換から、ペナルティエリア左のスペースへ流れた望にボールがわたる。シュートも打てそうなところ、望のチョイスはセンターリング。右足のつま先で放ったふわりと相手を嘲笑うかのようなボールの先で待っていたのはハセ。
このところ綾瀬スポーツ広場に滅法強い点取り屋がワントラップからインサイドで落ち着いてゴール!ほぼ望のセンターリングで決まっていたとはいえ、落ち着いて決めたハセも見事だ。先日の時之栖と同一人物とは思えない出来だった。
先制点を奪うと試合展開はだいぶ楽になってきた。相手のやり口に慣れてきたこともあるが、勝たなければ昇格できない入替戦で、先制点がもたらす心理的な影響は大きいものだったといえる。
とはいえ、1点差。追いつかれれば立場は逆転だ。
慎重に試合を進めていった前半終了間際に、右サイドのCKを獲得。
キッカー片の左足からの巻くようなボールに、ペナルティマークやや左で合わせたのは岩だった。
秘密兵器と言われた岩の頭。ドンピシャのタイミングでのヘディングシュートはGKの左手をかすめてゴールに吸い込まれた。
リーグで何度もあった惜しいシーンは、この喉から手が出るほど渇望していた追加点の演出だったのかもしれない。ノーゴールとゴールの間に新妻あり。秘密兵器が覚醒した瞬間だった。
すぐさま前半が終了。2-0での折り返しとなった。
後半に入ると、ポゼッションは相手に。
CB町の左右にワイドなカバーリングが相手の攻撃の芽を摘む。
中盤の高・萩が自陣で奮闘してカウンターといった展開。決定的なチャンスも数回あったが、大半が守備に追われるという厳しい時間帯が続いた。
フレッシュな清・泉・達が投入され凌いでいたが、20分ころGK的のファンブルから失点。攻められながらも的がボールに触れる機会が極端に少なかったのが災いしたのかもしれない。
ここで両足ふくらはぎをつった渋が交代(情けない・・・)。
ユニホームを脱ぎベンチに戻るゴール裏から的を励まそうかと思った瞬間、大歓声!
なんと、失点後のキックオフからのノーホイッスルゴールだった。
後で聞いた話。
キックオフからボールは左SBに入った清へ。清から左サイド前方の片へボールが渡る。
片のパスは、1点を奪い前掛かりになった相手陣の大きなスペースに入った達へ。
達がシュートフェイントからハセへラストパス。別人ハセのシュートはGKの脇を抜けゴールへ。
失点直後、相手の気勢を奪う電光石火のダメ押し弾だった。
これには的も満面の笑み。数十秒前の蒼白な表情から一変し、一気に血が通ったようだった。
これでほぼ勝負あり。
その後の決定的チャンスに片の右足が機能しなかったのはご愛嬌。
残り時間を無難にやり過ごして、3-1でタイムアップ。
TFC史上初の昇格が決まった。
実は渋と泉は、大学時代に入替戦でチームを2部に落として引退という辛酸を舐めるような経験がある。試合中、心の中に暗雲が立ち込め息苦しくなるようなあの気分を再び味わうことがなくて本当に良かった。
トラウマが解消する快勝だ!
試合後、皆で記念撮影。
さあ来期は3部での戦いだ。
これまで以上にファイトしよう!
【参加者】
中、落、ワン、アゴ、鈴、渋、近、泉、清、的、町、ハセ、望、片、達、萩、岩、橋、高
以上19名。
【応援】
砂、本、浩、駒、忠、阿
v.s. 川崎
○3-1 秘密兵器が入籍を経て覚醒!
得点:ハセ2、岩
アシスト:望、片、達
肌寒さを通り越し冬を感じるようなコンディションの中、最近相性の良い綾瀬スポーツ公園で熱い戦いが繰り広げられた。
最終戦ギリギリのところで掴んだ入替戦、しかも相手はここ数年勝てていないチーム、いやが上にも気合が入る一戦だ。
キックオフ直後は、慎重に行くあまり固さが目立った。加えて、相手が積極的にプレスをかけてきたのを短いパスでかわそうとして受けに回ってしまった感もある。立ち上がり数分は自陣での戦いを余儀なくされた。
重苦しい時間を断ち切ったのは、右SB近の相手DF裏へのロングパスだった。これでラインを押し上げることができ、一息つけたといえる。
その後は落ち着きを取り戻し、少しずつ萩・高・片・橋の中盤にリズムがでてくる。そのリズムを加速させたのがFW起用の望。立ち上がりこそ位置取りが低く噛み合わなかったが、相手陣でボールを持つと独特のドリブルで一人二人と相手をかわし、相手DFを翻弄していった。
待望の先制点は15分も経たないうちに訪れた。
相手陣での中盤のパス交換から、ペナルティエリア左のスペースへ流れた望にボールがわたる。シュートも打てそうなところ、望のチョイスはセンターリング。右足のつま先で放ったふわりと相手を嘲笑うかのようなボールの先で待っていたのはハセ。
このところ綾瀬スポーツ広場に滅法強い点取り屋がワントラップからインサイドで落ち着いてゴール!ほぼ望のセンターリングで決まっていたとはいえ、落ち着いて決めたハセも見事だ。先日の時之栖と同一人物とは思えない出来だった。
先制点を奪うと試合展開はだいぶ楽になってきた。相手のやり口に慣れてきたこともあるが、勝たなければ昇格できない入替戦で、先制点がもたらす心理的な影響は大きいものだったといえる。
とはいえ、1点差。追いつかれれば立場は逆転だ。
慎重に試合を進めていった前半終了間際に、右サイドのCKを獲得。
キッカー片の左足からの巻くようなボールに、ペナルティマークやや左で合わせたのは岩だった。
秘密兵器と言われた岩の頭。ドンピシャのタイミングでのヘディングシュートはGKの左手をかすめてゴールに吸い込まれた。
リーグで何度もあった惜しいシーンは、この喉から手が出るほど渇望していた追加点の演出だったのかもしれない。ノーゴールとゴールの間に新妻あり。秘密兵器が覚醒した瞬間だった。
すぐさま前半が終了。2-0での折り返しとなった。
後半に入ると、ポゼッションは相手に。
CB町の左右にワイドなカバーリングが相手の攻撃の芽を摘む。
中盤の高・萩が自陣で奮闘してカウンターといった展開。決定的なチャンスも数回あったが、大半が守備に追われるという厳しい時間帯が続いた。
フレッシュな清・泉・達が投入され凌いでいたが、20分ころGK的のファンブルから失点。攻められながらも的がボールに触れる機会が極端に少なかったのが災いしたのかもしれない。
ここで両足ふくらはぎをつった渋が交代(情けない・・・)。
ユニホームを脱ぎベンチに戻るゴール裏から的を励まそうかと思った瞬間、大歓声!
なんと、失点後のキックオフからのノーホイッスルゴールだった。
後で聞いた話。
キックオフからボールは左SBに入った清へ。清から左サイド前方の片へボールが渡る。
片のパスは、1点を奪い前掛かりになった相手陣の大きなスペースに入った達へ。
達がシュートフェイントからハセへラストパス。別人ハセのシュートはGKの脇を抜けゴールへ。
失点直後、相手の気勢を奪う電光石火のダメ押し弾だった。
これには的も満面の笑み。数十秒前の蒼白な表情から一変し、一気に血が通ったようだった。
これでほぼ勝負あり。
その後の決定的チャンスに片の右足が機能しなかったのはご愛嬌。
残り時間を無難にやり過ごして、3-1でタイムアップ。
TFC史上初の昇格が決まった。
実は渋と泉は、大学時代に入替戦でチームを2部に落として引退という辛酸を舐めるような経験がある。試合中、心の中に暗雲が立ち込め息苦しくなるようなあの気分を再び味わうことがなくて本当に良かった。
トラウマが解消する快勝だ!
試合後、皆で記念撮影。
さあ来期は3部での戦いだ。
これまで以上にファイトしよう!
【参加者】
中、落、ワン、アゴ、鈴、渋、近、泉、清、的、町、ハセ、望、片、達、萩、岩、橋、高
以上19名。
【応援】
砂、本、浩、駒、忠、阿