長男が骨折しました。相手とのボールの取り合いで、同時に蹴りにいったのが原因。足首の成長骨という軟骨と、脛にもヒビが入ったそうです。今は松葉杖生活を余儀なくされています。以前にも手の指にヒビが入ったり、この夏にも足の甲にヒビが入ったりしましたが、今回の怪我が彼の人生で最も重症です。
1ヶ月くらいで運動ができるようになるとの診断ですが、幸いにして市大会は予選で敗退したし、しばらく公式戦はないので、慌てずじっくりと治療に専念させようと思います。牛乳や小魚をたくさん摂らせよう、泥縄だけど・・・
それにしても、相手が蹴ろうとするとビビッてよけることが多かった長男。対人の接触プレーで怪我をするなんて、ちょっと意外です。最近調子が良かったし、激しいプレーも散見されるようになっていました。好事魔多しか。
私も高校の時に、ルーズボールの取り合いで相手と同時に蹴りにいって、かなり重い捻挫をしたことがあります。強く蹴ろうと思うほうが負けです。その相手は、対人プレーに強い先輩だったので、必要以上に力を入れて怪我をしました。蹴るのではなく、ボールの近くに体重を乗せて立つだけで、ほとんどボールは自分の前に転がります。要は壁になればいい。
長男にもこのことを、教えておけば良かった。でも、教えたところで理解はできなかったことと思います。痛い思いをしてこそ理解が深まり、実践で実感して身に付くことでしょう。
中学生や高校生になると、怪我や痛みと上手に付き合う必要がでてくるはず。どんなプレーをすると怪我につながり、逆に、どんなプレーが怪我を回避できるのか、経験を膨らませて知恵をつけてもらいたいと思います。
これまで、怪我をするくらい激しいプレーをして欲しいと思っていましたが、いざ怪我をするとなると、怪我をしない賢いプレーをして欲しいと思ってしまう。お父さんコーチは身勝手です。
おい、松葉杖で遊んでいる次男、お前も怪我には気をつけろよ!
と言いつつ、次男に怪我をするくらい激しいプレーをして欲しいと思っているお父さんコーチでした。