梅雨の晴れ間に運動会が開催されました。長男はリレーの選手。次男は選出されませんでした。タイムこそクラスで3位だったのですが、タイムでは2位まで選出だったそうです。クラスで4人出場できるので、タイム順であれば出場できたのですが、クラスによって選出方針がまちまちのようです。親としては二人の勇姿を見たかったのですが・・・
さて、長男。出足の20mくらいは結構早いです。中学時代に陸上部に所属し、100mで県3位になったお母さんマネジャーのDNAを受け継いだのでしょう。でも、通常はスピードに乗ってくるところで、いまひとつスピードに乗り切れません。これは借物競争でしか1位になれなかったお父さんコーチのDNAか!?
実は長男がリレーの選手に選ばれるとは思っていませんでした。先日チームで実施した50mのタイム計測。長男、スピードはあると思っていたのが幻想だったと判明していたからです。20mでは早い方ですが、50mでは遅い方なのです。よって、大勢が見つめる晴れの舞台で醜態をさらしやしないか、とお父さんコーチはドキドキです。そして緊張のスタート。
追いかける立場でバトンが回って来いと思っていたら、1位をキープしたまま長男の出番が近づきます。普段はクラス中、2位か3位とのことを聞いていたのに・・・本番に限って調子良すぎです。
1位のままバトンが渡ってしまいました。スタートしてから暫くは快調!でも思ったとおり、30mくらいから怪しい走りに・・・アゴが上がって足は空回り。みるみる2位に追い上げられます。ようやく次走者のところへたどりつきました。が、その時。
バトン渡したと思った瞬間、バトンを持たない次走者との距離が開いたのです。一杯一杯になっていた長男はなかなか追いつけません。まるで下手なコントのようです。もたついている間に、2位のチームに抜かれ場内は最高の盛り上がり。大歓声は私の心を刺ようでした。
結局、そのまま順位は変わらず2位。長男曰く「次の女がバトンを取らなかったんだよ。リードゾーン出て行っちゃうし」。確かに、バトンタッチで息が合っていませんでした。でも、明らかに差を詰められたいたのも事実。予想通りの後半息切れです。とはいえ、長男の自尊心を傷つけないよう厳しいコメントは自重しました。「きっと女の子はあせっちゃったんだろうね」と。ふぅ。
お母さんマネジャーよ、陸上ではお母さんコーチになってくれ!お父さんコーチはマネジャーになるから・・・まあ、サッカーで50mも全力疾走することはマレ。Shunsukeも足が遅いらしいし。でも、来年もこんな思いはしたくはない。かといって、リレーに出ないと物足りない。欲張りな親心です。
ちなみに長男、午前中の競技のハードルは2位だったそうです。やはり距離が短ければ何とかなるようです。次男は障害物競走で見事ゴールテープを切りました。平均台を駆け抜けたのは次男だけだったそうです。ゴールした時、これ以上ない誇らしげな表情だったとのこと。
なぜ、午前の競技が伝聞かというと、お父さんコーチは選抜の練習に参加していたからです。午前中の活躍を見ていれば、まだ心穏やかになれたのかもしれませんが、リレーでは本当に気疲れしてしまいました・・・
同日、長男のチームは試合がありました。春に完敗した相手に、惜敗だったようです。しかもこちらは、全員を出したので前半と後半が別チームで戦いながらの惜敗です。みんな頑張ったようです。運動会よりも、試合に行った方が気が楽だったかも・・・