アメリカ戦の劇的な勝利から中一日、アルガルベカップ決勝はドイツでした。W杯準決勝のメンバーに比べ若返ったドイツ、一部報道では主力が出ず一軍半的だともありましたが、若いチームで勝ち上がるのだから良いチームなんだろうと思っていました。
案の定、前半は一方的に攻められる苦しい展開。ボランチからの縦パスをことごとく止められ、挙句には素早いプレスでボランチ自体が潰される始末。これでは防戦一方です。
でもしばらくは、耐えて凌いでいました。失点はカウンターから初めて決定機を作った直後。いける!と前がかりになった裏を崩されたものでした。
しかも立て続けにコーナーから追加点を献上。大敗してもおかしくない展開です。ところが、なでしこは精神的に強い。逆境を経験しているからでしょうか、崩れることなくワンチャンスをものにします。川澄のエクセレントなシュートで。
相手のプレスが緩くなった後半は逆に一方的。好きなようにボールが回り、早い時間に同点に追いつき、逆転は時間の問題という心地よい試合展開でした。
まあ、もっとミドルを打っても良かったかな。宮間が打てそうなところ、パスコースしか狙っていない感じがしました。
優勢でのPK戦は嫌だなと思っていた終盤、エリア内で裏を取られた有吉が手を引っ掛けてPK献上。あれだけ見事に入れ替わられては、手を出したくなる気持ちは分かります。でも、それをやっちゃいかん。焦ってしまったんだろうなぁ~
PKを決められ敗色濃厚の状況で追いつくのは立派。本当に粘り強い。W杯決勝といい、なでしこは“しぶとい”という強烈な印象を植え付けられたと思います。大会を通じて前線でカラダを張り奮闘していた永里が点をとったのも良かった。
ただ、やり返されては元も子もありません。昨日は海堀が不安定。2点目もバックパスをキックミスしたコーナーからだし、失点にはつながらなかったもののファンブルが多かったし、前に出るタイミングもずれていました。最後の失点もポジショニングに問題があった感じです。
でも、アルガルベは前哨戦。本番はロンドンです。有吉にしろ海堀にしろ、個人だけではなくチーム全体として良い経験になったと思います。勝ち続けるのは相当なプレッシャーになるので、この辺で負けとくのも良かったかも。
澤抜きでも十分戦えるという自信も大きい。新しい選手もフィットしてきた感があります。本番に向け期待が膨らむ惜敗でした。
案の定、前半は一方的に攻められる苦しい展開。ボランチからの縦パスをことごとく止められ、挙句には素早いプレスでボランチ自体が潰される始末。これでは防戦一方です。
でもしばらくは、耐えて凌いでいました。失点はカウンターから初めて決定機を作った直後。いける!と前がかりになった裏を崩されたものでした。
しかも立て続けにコーナーから追加点を献上。大敗してもおかしくない展開です。ところが、なでしこは精神的に強い。逆境を経験しているからでしょうか、崩れることなくワンチャンスをものにします。川澄のエクセレントなシュートで。
相手のプレスが緩くなった後半は逆に一方的。好きなようにボールが回り、早い時間に同点に追いつき、逆転は時間の問題という心地よい試合展開でした。
まあ、もっとミドルを打っても良かったかな。宮間が打てそうなところ、パスコースしか狙っていない感じがしました。
優勢でのPK戦は嫌だなと思っていた終盤、エリア内で裏を取られた有吉が手を引っ掛けてPK献上。あれだけ見事に入れ替わられては、手を出したくなる気持ちは分かります。でも、それをやっちゃいかん。焦ってしまったんだろうなぁ~
PKを決められ敗色濃厚の状況で追いつくのは立派。本当に粘り強い。W杯決勝といい、なでしこは“しぶとい”という強烈な印象を植え付けられたと思います。大会を通じて前線でカラダを張り奮闘していた永里が点をとったのも良かった。
ただ、やり返されては元も子もありません。昨日は海堀が不安定。2点目もバックパスをキックミスしたコーナーからだし、失点にはつながらなかったもののファンブルが多かったし、前に出るタイミングもずれていました。最後の失点もポジショニングに問題があった感じです。
でも、アルガルベは前哨戦。本番はロンドンです。有吉にしろ海堀にしろ、個人だけではなくチーム全体として良い経験になったと思います。勝ち続けるのは相当なプレッシャーになるので、この辺で負けとくのも良かったかも。
澤抜きでも十分戦えるという自信も大きい。新しい選手もフィットしてきた感があります。本番に向け期待が膨らむ惜敗でした。