3匹の子豚との日々 =DIAS CON MIS TRES CERDITOS=

スペインSpainのサラマンカSalamancaのラ・アルベルカLa Albercaから不定期につづります。

さくらんぼと猫と虹

2011-05-20 05:34:37 | Hymne a l'amour
ご近所からさくらんぼの収穫のお裾分けをいただきました。
お庭に実ったものなので、お花の名残りがついています・・・。

スペインでは、普通、アメリカンチェリータイプの果肉が赤いものが
売っているので、それが当たり前だと思っていたら、アルベルカでは
日本でよく見かける白っぽい果肉のさくらんぼです!

めっちゃ嬉しい♪味も酸味があって、美味しい♪
何年振りでしょう・・・。
このタイプのさくらんぼを食べたのは、日本を離れて以来。
懐かしい~味で幸せです!

今朝は朝から左手の調子が悪くて・・・。
原因不明のしびれのような痛みのような・・・。
手首から肘から肩にかけて、力を入れると痛いのです。

昨日の続きで、心もちょっとダウンしてるし、
なんだか、重い感じでした。。。

朝から雨が降りそうに厚い雲が空を覆っているし、
お昼を食べて、さぁ、トニさんとのウォーキングへ行こう、と
外に出ようとしたら、ザーザー降りの雨が降り出して・・・。

調子悪いときに雨の中出かけるのも、気が進まないので、
出かけるのをやめよう、と思って腰を落ち着けたとたん、
雨が止んだので、とりあえず出かけました。

学校へついたのが10分遅れだったので、トニさんはウォーキングに
出発した後だったので、村の周辺を一人でうろうろしてました。

白い猫が黒いドアの前で毛づくろいしているのに出会いました。



この白い猫は、この間から我が家の家の前の雑木林で何かを
狙っていた猫と一緒です。
村の入り口のバルやホテル近くをいつもうろうろしてるんですが、
我が家まで遠征してくるってことは、かなり広い行動範囲です。

途中小雨がぱらついたりしたので、写真を撮りながらのんびり歩きつつ、
一旦家に戻って、一休み。

3匹を迎えに行くために出かける途中、またまた、猫と遭遇。
今度はぶちの子で、多分、街道沿いのご近所の家に出入りしているにゃあ
だと思うのですが・・・。



何なんでしょう、この脱力感・・・。

右腕は手術以来ずっと痺れていて、自分の腕じゃないような気が
まだまだあるんだけれど、それにも慣れてきて、普段はあまり
気にしないようにしているのだけれど、左腕まで原因不明で
調子が悪くなったからといって、心までダウンするとは考えられない。

やっぱり、昨日、エネルギー使い果たしちゃったのかもしれません。
出すだけ出したら、結果はどうであれ、なんか気が抜けちゃったのかも。。。
でも、すっきりしているわけじゃなくて、余計ストレスかも。。。
という気もしています。

何故って・・・。感情を爆発させると、収拾がつかなくなるから、
本当は私としてはしたくないのです。
なので・・・後で自己嫌悪に陥るから・・・。

私は何がしたいのだろう、何のためにこんなに熱くなるんだろう・・・って。



さっき、ある人からメッセージが届いていて、2つの質問が書いてありました。
「ご自身が型になっていらっしゃるのは気付いてますか?
本来の目的に気付いていらっしゃいますか? 」

う~ん。
答えるのが難しい質問。

私が型になっている、というのは、何となく気づいてました。
いつの頃からかはっきり覚えていないけれど、私の感情と世界の動きが
共鳴というか共振しているような気がしていました。
私の体験が、世の中に反映していたり・・・(大げさですが・・・)

あんまりそのことについては考えないようにというか気にしないように
していたんです。
だって、何となく嫌じゃないですか・・・自分が感じていることが
目の前に起こって来るって・・・。
あっ、これは、予知とかそういうのじゃないんです。
そういう能力じゃありません。
単なる感覚というか、雰囲気なんです。
だから、今まで、気のせいで済ませることができていたわけで・・・。

昔、スペインへ来る前に、宇宙人を名乗る人と知り合いになって、
時々話をしたりしていたのですが、その人から、私は「霊力」が強い、
って言われたんです。
「霊能力」じゃなくて「霊力」。
それって何?って感じで、ほったらかしにしたまま、スペインへ来て、
ずっと自分が生きることに精一杯でしたが、このブログで、自分の考えて
いることや感じていることを書くようになって、さらにアルベルカに引っ越し
てきて、もちろん今でも自分が生きることに精一杯な状態であることには
変わりないのですが、何となく、前とは違う私がいます。

すごく、大きくなった感じ、というか、皆とつながっている感じ。
前からおぼろげに感じていた共鳴というか共振というか、そういう感じが
強くなっている感じがします。
311の地震以降は特に・・・。

子供の頃から、私はちょっと変なところがあって、いつも周囲に違和感を
感じながら生きていたような気がします。

前にもちらりと書いたことがありますが、他人との距離を取るのが上手く
できなくて、近づきすぎて嫌われたことも何度かあったけれど、誰とでも
仲良くなれるので、友達・知り合いはとても多かったんです。
そして、縁あった人たちは、今でもみんな心の中にいて、何かの拍子に
思い出したら、あの人どうしてるんだろう?幸せにしてるかな?また
いつか会いたいなぁ~とか考えたり・・・します。
まぁ、きっと誰でもやっているんじゃないかと思いますが・・・。

ネットで知り合った人達も、なんかそういう感じで、会ったこともなくても、
すっかり私の心に住んでいる人もいらっしゃいます。

私の目的・・・といえば、今日ツィートしたことでしょうか・・・。

「今私達は岐路に立っています。公として生きるか、私に生きるか・・・。公というのは以前は支配者が都合の良いように作っていたものですが、崩れています。これからは「公共」つまり皆で力を合わせて共に作り上げていくものなのではないでしょうか。鳩山氏が提唱していた「新しい公共」の真意でしょう。」

「皆なんで、AだBだと対立してしまうのでしょう?どちらにもそれぞれの正義があり、どちらが正しいとは決められないことなんてたくさんあるのに・・・。ただ対立するだけならそれって哀しい。知性もあり理性もあり感性もありの人間なら、違う解決方法があるんじゃないかな・・・って思うのですが。」

「対立する相手をやりこめ倒せば気がすむのでしょうか?自分が正しいことが証明されたら満足なのでしょうか?私はそうじゃない、もっと普遍的なみんなの最大公約数の幸せを追求したいです。私自身の幸せだけでなく皆の幸せも同じように大切なんです。誰もが皆生き生きと輝いて生きていける未来のために。」

satoriさんが、昨日の「アカゲラ保護」に書いてくださったコメント、
「一握の砂に出てくる、手、についてこの間考えていました。
手=TE=ET=&=AND=Hand
手と手を合わせるだけで、本当は5つ5つが出会って、十理=鳥となる。
それは、自分と他人だけでなく、自分と自分でもそうなのかと思います。
だから仏像なども手を合わせてる気がします。
それは、きっと精神的な意味でもそうですよね。
互いが、互いを成立させている。
なのに責任を押し付け合うと、欺瞞が生まれて、永遠に終わらない責任転嫁となる。
文殊の知恵となる代わりに、恐ろしく巨大な選民という圧力が生まれる。
思うのですが今、根底にあるのは、この選民という物凄いプレッシャー、なのだと思います。
そこへこのまま進むのか。
それは、1人1人にかかっているのかもしれませんね。」

これに対して書いたお返事の中の、
「自分の右手と左手を合わせるということは右脳と左脳を統合させることであり、感性と理性を融合させることなのかもしれません。
そして、自己の中にある光と闇(影)の対立を解消し、自己意識の昇華・・・。」

こうやって、ブログで自分を見つめ直す作業を続けて、何度も同じような
ことを書いているような気がしますが、全ての思考と気持ちがいつも
ここに至るということは、これが、私の目的なのかもしれません。



「みんな違ってみんないい」「和して同ぜず」「アメーバ」「ハート」
「対立の解消と寛容と融和」・・・・

311以降、私達は、そういう世界へ向かってどんどん進んでいる、このしんどい
時期を乗り越えることができれば、明るい未来を作り上げることができる、
そんな予感がどんどん確信に近くなってきています。

さくらんぼは、バラ科の桜の木の果物。
先日書いたように、果物って木のハートだとしたら・・・。
まさに、ハートっぽい形をしているし・・・。
さくらんぼは2つのハートがつながっているし・・・。

夕方、東の空に虹の右側の根っこが出ていたし・・・。
ダウンしていた心も元気を取り戻しつつあります。

前にも書きましたが、5月に入って、心のざわつきが収まってきています。
それはきっと、全体の方向性が定まってきたことを感じているんじゃないかな、
と思うのです。


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4)「Verde・緑・みどり」
6)「Agua・水・みず」
2)「Aurora・曙・あけぼの」
3)「Nube・雲・くも」
4)「Verde・緑・みどり」
6)「「Delante・前・まえ」」

19/05/2011
曇り、雨。
夕方に虹。右側の根っこだけ見えました。


生前の声明で中東の革命称賛 ビンラディン容疑者
47Newsから・・・。
 米国のテロ組織監視団体「SITE」が提供した、国際テロ組織アルカイダ指導者ビンラディン容疑者とされる音声声明を含むビデオ映像(AP=共同)
 ロイター通信によると、米軍に殺害された国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の生前のものとされる音声声明が19日までにイスラム系ウェブサイトで公表された。声明は、チュニジアやエジプトなど中東諸国で広がる革命の動きを称賛し、「圧制者」の打倒を呼び掛けている。
 声明は「チュニジアから革命の光が差してきた。国に平穏をもたらし、人々を幸せにするものだ」と強調。
 エジプトのムバラク政権崩壊にも言及し、革命の広がりが「支配者らを悩ませている」とし、反政府勢力の支援のため「作戦司令室」をつくるよう指示している。(共同)
2011/05/19 12:48 【共同通信】


twitterでも書いたけれど、アメリカ・イスラム社会、両者とも
とにかく対立を終わらせたいんでしょうね・・・やっぱり。

4.17
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2 コメント

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Unknown (satori)
2011-05-26 12:33:33
こんにちは。
雀を保護されているんですか。私も昔、雀を保護した事あります。その時は自然に帰すことが
できました。その雀も自然に帰ることができると良いですね。

>どちらにもそれぞれの正義があり、どちらが正しいとは決められないことなんてたくさんあるのに・・・。ただ対立するだけならそれって哀しい。知性もあり理性もあり感性もありの人間なら、違う解決方法があるんじゃないかな

本当にそう思います。何か私の伝えたいことがそのまま、ひろみさんへ伝わっている気がして嬉しくなりました。排他ではなく、理解こそ最大の力となる気がします。
例えば、海や大気があって、それが揺らぐと波や雲になる。雲気は、摩擦すると静電気を起こしたり、プラズマになったりして、ドラゴンのように、水を吐いたり、火を吐いたりする。そして、波や雲には乗る、という表現が使われますが、それは魂が乗っている、という事ではないかと思います。ドラゴンはアイ=陰陽を得る。魂はそれによって動きを与えられたり具現化する。そしてその魂の運ぶ記憶とは、魂自身というより、大気や海の揺らぎや流れによって、そのエネルギーによって、そこにある石が形を変えるように、空間によって彫刻されたもの。呪えば呪う言葉を、祝えば祝う言葉を彫刻する。そのどれに特別な権利があるでしょうか。そしてそのどれに不必要な存在があるでしょうか。
http://www.kumano-etoki.jp/jikkai_mandara.html

本当は誰にでもある客観性を欠いた排他性が、実は大きな選民という力の源なのだと思います。良いと悪い、という判断基準が本当に自己の立ち位置からだけのものではないか、という事を常に自分にも問いたい、と思っています。

右脳と左脳、感性と理性、闇と光の統合、それぞれの個性を持ったものを統合させるって事ですよね。手も相手とだけ向き合って右手と右手で握手をすれば同じ力は拡大しますが、1+1=2。それが少しでも違ってくればもう手を結べないことになりますよね。でも、右手と左手で、横並びに手を繋いで前を向いて行けば、その次の人、又次の人、どこまででも繋がって行きますよね。そのどこか遠くの誰かと誰かがさらに手を結んだら、大きな和となる気がします。
デジタルにも、指、という意味があるらしいので。
もう、5つ5つの動きが始まっているのかと思う記事を見つけました。
http://mihoh.seesaa.net/archives/20110523-1.html
できれば、法則そのものが、穏やかに不幸を減らす方向に使われて欲しいです。

それと、明星を薔薇と書いたのは、明星=金星=アフロディーテ=薔薇はアフロディーテと共に生まれたとされる、という事で関連していると思いました。十、十、次の城、と書いて茨城ですが、そこの県の花も、薔薇ですよね。十と十とは、2つ揃ったさくらんぼのように思えます。きっと、金と銀の玉、日と月とが揃うと、明けるのでしょうね。
satoriさんへ (ひろみ)
2011-05-27 02:52:51
スズメは、翌朝死んでしまいました・・・。
私の手の中で・・・。
夜の間、小さな箱に綿を敷き詰めて、毛布をかけたりして暖かくしておいたのですが、
それまで小さな巣の中で兄弟や親と一緒に暖かく過ごしていたでしょうに、一人ぼっちで、寒かったようです。
それか、何も食べていなかったのでお腹が空きすぎていたのかも・・・。
朝起きて、手に乗せたときにはもう既に体が冷えていて元気が無かったんです。。。
可哀想に・・・。お水を飲む元気も無くて、指を水に濡らして口元にもっていって、ちょっとのどを湿らした程度だったと思います。
もしかしたら、巣から落ちたときに内臓がどこか調子悪くなっていたかもしれません。外傷は無かったので、落ちたとは考えていなかったのですが・・・。

アカゲラ、そして、スズメ・・・と、保護してすぐに死んでしまうのが続いていますが、これも自然の営みのうちなので、どうしようもありません。。。

カエルは、さっき息子に聞いたら、昨日死んでしまったそうです。餌が・・・ですから・・・。
クワガタは、まだ元気に生きています。
バッタも獲ってきては、死んで、また獲ってきて、の繰り返し。
子供はこうやって生命を身近に感じて学んでいくんでしょうね。

>排他ではなく、理解こそ最大の力となる気がします。

私もずっとそう思っていて、何かの折に人に話すとよく、煙たがられて、いつの頃からかあまりそういう話はしなくなりました。
今は、ブログやtwitterでは同じような考えの方々と交流しているので、違和感はありませんが・・・。
本当は、こういう話をして、少しずつ周囲に広げていきたいのです。

今、ウォーキングしながら、年上のトニさんとたまに話してますが、ここの村の人は、こういうことを当たり前だと思って生きている人が多いので、とても話がしやすいです。
マドリッドに住んでいる頃は、なんかけん制しあう雰囲気があって、あまり本音で話せるような雰囲気にならず、私も面倒なので当たり障りない話で終わらしてました。

土地が変わると人も変わるんだなぁ~と思います。
私自身もきっとマドリッドにいる頃よりも自然体でいられますし。。。

>デジタルに指という意味・・・
そうだと思います。スペイン語で指はDEDO(デド)です。デジタルは、DIGITAL(ディヒタル)。指の、指状のという意味と、数字で表される、という意味があります。
Digitがラテン語からきた「指」を表す造語要素です。
Digitoというのが0から9ということですが、本来は、1から10、つまり指10本を示していたのかもしれません。

satoriさんとこうやってやり取りすると、私が考えていたことをさらに膨らませてくださるので、とても良い刺激になります。
いつもありがとうございます。

昨日、知り合いのブログで「13」が取り上げられていて、「13って・・・」の記事を読み返していて、satoriさんから紹介されたサイトなども見ていて、一つ、とてもすごく深いな~と感じるのですが、まだ全部読んでないので、時間を作って読もうと思っています。
このサイトです。
http://www.nurs.or.jp/~academy/rpg/g64.htm
他の記事も全て示唆的ですよね。。。

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