女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

2017年

2017-01-06 16:17:40 | Portugal🇵🇹
12/31

いよいよ年末です。
年の瀬です。



最悪だった体調も、ようやく落ち着いてきたので、ポルトの散策に行くことにした。
思えばポルトで一度も観光をしていない。

くどいようだが体調管理は本当に大事だ。



天気は快晴。

2016年も最後になるが、全くそんな感じがしない。
そこまで寒くもなく、町歩きにはもってこいだ。




まずはホステル近くにある本屋へ。
ただの本屋ではない、世界一美しい本屋、だそうだ。
この手の類は耳にタコだか、なんでも本当に美しいそうだ。

ホステルの近くにあるし、どれ行ってみるか。
軽い気持ちで向かうと…


入場券待ちの長蛇の列…






並ぶのが嫌いな私は一瞬で嫌になり、外観だけ写真を撮って終了。


以前は無料だった本屋さんだが、あまりの観光客の多さに入場は有料になったらしい。
そしてそのせいで地元のお客さんが減ってしまったそうな。
難しいところだな…


街中を散策し、眺めの良い橋を目指す。

以前、ポルトの景色で唯一見たことのある景色だ。

輝く太陽、上着は不要なくらいだ



オレンジ色の屋根がたくさん。
この青空に映えるねぇ。
川沿いには沢山のテラス。
あんなカフェでコーヒーなんて最高の贅沢だろうな。



ロープーウエイも出ていた。


そして橋を渡りきると、この景色!
夜はきっとさぞや美しいに違いない。






橋の上は沢山の人がいたが、ここは路面電車が通る場所でもある。
よくこんな橋の上にレールを敷いたな…
橋の上にいる間、何度も路面電車が通って行った。




橋の下は住宅地となっていて、狭い路地に言えがビッシリと並んでいた。



空き地で犬が遊んでいた。楽しそうだなぁ。




ポルトも落書きが多い。



落書きと言っては失礼なレベルのものも多数。




聖堂のような建物があったので行ってみる。
観光客だらけだ。
私もそのうちの一人だが、みんなどんな目的でポルトに来ているのだろうか。
カウントダウン目的だろうか?









ホステルに向かう途中に、カフェに立ち寄った。
せっかくだし、ポルトガル名物でも食べるか。



フランセジーニャ




スライスしたパンの間にソーセージ、ハムなどの肉を挟んで、チーズをのせて焼き、周りはトマトソース。


見た目以上にインパクトがある。

チーズがこれでもか、と乗っており、中身はハムとソーセージと鶏肉だ。
まさに肉祭り。


けっこう重い…

いや、だいぶ重い…


とても食べれない。
ちなみにポートワインも頼んだが、これも飲みきれず。
調子にのるもんでないなぁ、と感じた。





夕暮れ前に、ホステルに戻った。


今夜は年末だ。

そう、カウントダウンだ。

なんでも近くの市庁舎で、カウントダウンと同時に花火をぶっ放すらしい。


いってみたい…



しかし病み上がりの身だし、深夜に一人で徘徊なんて恐ろしすぎる。
チキンの自分にはかなりレベルが高い。



どうしようかな…



悶々としているうちに、夜が更けて暗くなって来た。
通りはだんだん賑やかになってきたようだ。


ホステルは大通に面しており、賑やかな様子がかなり伝わってくる。




せっかく海外で年越しなのに、このままホステルに留まっていていいの?


病み上がりなんだから、おとなしくしていろ!またぶり返したらどうするんだ!




脳内で二つの言葉がエンドレスで流れる。





時刻は23:30。



賑やかさがだいぶ増してきた。



チキンだがお祭りが大好きな自分はソワソワしていた。








結局繰り出すことにした( ^ω^ )




通りに出てびっくり。

かなりの人出だ、なんなら小さな子供もいる。
ポルトは子供も外で年越しをするのか…


人混みをかき分けながら進むが、すごい人でなかなか進めない。
花火はどこで打ち上がるのかわからないため、適当に端っこに寄って待機することにした。

あと五分、というときだった。



「残り五分だね」


という声が聞こえた。


ん?と思うと、隣に白人の男性がいた。


少し酔っているようだ。
もうワインを開けてしまったのだろうか。


彼も一人でカウントダウンらしく、これも何かの縁と一緒にカウントダウンをすることにした。


彼はポルトガル人と言っていたが、ポルトに住んでいるわけではないらしい。
聞こうと思ったが面倒になりやめた。



いよいよカウントダウンのとき、一斉にみんなが大声で叫び始めた。


9,8,7,6,5,4,



スリーーーー!!!



ツーーーゥ!





ワーーーーーン!!!!!







Happy new year〜〜〜〜〜〜!!!!!!





隣の男性と新年のお祝いをする。




地割れのごとく大きな声で新年を祝う声がところどころから響き、それと同時にワインを開ける音がそこかしこで鳴り響いた。

そして花火!!!!!





これだよこれ!!
これが見たくて外に出たんだから!





花火は前の建物に隠れて半分しか見えなかった。





。゚(゚´ω`゚)゚。







下調べをしておくべきだった…

なんでも詰めが甘い自分が悪い。


諦めきれない私は人混みをかき分け移動を試みるが、あまりの人の多さにビビって即退散。
揉みくちゃにされて歩けないレベルであった。



しばらくそこにいたが、ワインの瓶が割れる音や人の多さにビビったので、ホステルに帰ることにした。

外でカウントダウン出来たのだから、チキンの自分にしては凄いことだろう。





ホステルに戻って眠ろうとするが、大通りの乱痴気騒ぎは明け方まで続いていた。
ポルトガル人は本当に元気だ、心底思った。


何はともあれ、無事新年を迎えることが出来た。

今年の目標は、健康でいること。


1/1 元旦!

昨夜の乱痴気騒ぎが嘘のような静けさの朝。

大通りは芋洗いの如くの人だったが、元旦は静まり返っていた。

それもそのはず。
元旦はどこのお店も静まるため、歩いているのは元気な観光客くらいだろう。


本当は今日チェックアウトの予定だったが、体調を考慮して延泊することにした。


と言っても観光する気は無い。
翌日の予定が決まっていないのだ。

スペインに行くことは決まっているが、スペインのどの街に行くか決めていなかった。
そして年始はどの交通機関も高いしアクセスが悪い。
飛行機はもちろん列車やバスもだ。


いっそスペインを飛ばしてフランスに行ってしまおうかな…


ポルトーパリ

最安値航空券 片道 30000円



はい却下



それならスペインのイビサ島


ポルトーイビサ島

最安値航空 片道 40,000円越え


はい却下



なかなかいいのがない。


行ってみたい街はあるのだ。

スペインのセビーリャだ。
ただ飛行機だと乗り継ぎが悪い上に高額だ。


残るは夜行バス。

夜行バスは避けたかった。
私は夜行バスはいつも眠れないし、病み上がりのの身体で乗るのは不安が大きすぎる。


しかし値段が魅力的だ…




行こう!




というわけでGO Euroで夜行バスを予約。
直通らしいが本当だろうか。
どえらい時間がかかるではないか。





ポルトからセビーリャまで、13時間…


耐えられるだろうか…



不安があるが仕方ない。


明日はチェックアウトなので、余った食材を全部消費する。
なので大体最終日の夜はやたら夕飯が大量になる。ホステルあるある。

クロアチアで買ったパスタソースがまだ余っている。
今夜は豪勢にパスタと野菜スープ。




るんるんでパスタソースのパックを開けた。









カルボナーラの写真が印刷された紙パックは、生クリームだった。





元旦の夕飯は、野菜スープとフリーフードの乾パンでした。


1/2

四泊したホステルをチェックアウト。

夜行バスでスペインに移動するため、バス停へと向かう。

バス停はホステルから約2.6キロほどだ。
地下鉄に乗るつもりだったが、時間にゆとりがあるし、歩いて疲れた方がバスでも眠れると思い、歩くことにした。

カウントダウンの片付けをしていた。


花火をぶっ放し、大騒ぎだった広場は元の静けさを取り戻していた。


ポルトガルでは、元旦はどこの店も休みだが、2日目以降は通常通りに営業するそうだ。

カフェも普通に営業していた。

バス停へと続く道は、閉まっている店も多かったが…

この日は風が冷たかった。
珍しく天気も悪い。
今にも雨が降り出しそうなぐらいだ。

しばらく歩き続けたが、疲れたしトイレにも行きたいので、道すがらに見つけたカフェに入ることにした。
カフェと言っても個人か経営している、小さな小さなカフェだ。


せっかくなのでエッグタルトを頼む。

英語で注文をしたら、またポルトガル語で返された。
わからないので指差し会話だ。


「これ!タルト!一つ!」


結局日本語で話していた。


カフェの親父さんはショーウィンドウのタルトを出そうとしたが、出来立てのタルトを指差し、ニッコリと微笑んだ。


出来立てにタルトを用意してくれるらしい。


出来立てホヤホヤのタルトは美味しかった。
親父さんの心遣いにもほっこりした。



しばらく休憩し、再びバス停を目指す。

マップが指す道筋は、住宅街の中を突っ切っていくものだった。



すごい道をいくな…



バス停に到着した。



まだ時間があるので、バス内で食べる食材を探しにいく。
近くにスーパーがあるらしいが、ザックを担いだままなので、遠くに行く気力が無い。


近くのカフェでパンを調達し、バス停に戻ることにした。

バスに乗る前にインフォメーションセンターで尋ねると、リスボンで乗り換えしてね、と言われた。
直通バスじゃなかったの…!?
チケットを買う際には、確かに 「direct」とあったはずだ。

わけがわからなかったが、言われた通りに乗り換えをすることになった。


バスは一度違うバス停にも寄り、乗客を拾っていった。


乗り換えのリスボンに到着した。

やれやれ乗り換えか、と思っていたら、バスの運転手のおじさんに呼び止められ連れていかれ、窓口で乗り換えの手続きをした。
おそらく国際バスは 別途で手続きが必要なんだろう。
乗り換えのことを聞いたので、私のことを覚えててくれたのかもしれない。
聞いといて良かった…


今度こそ乗り換えなしの直通バスだ。

バスは意外に広く、しかも人もそんなにいなかったので2席分使えた。

と思ったが、すぐに満席になり、相席となった。
しかし隣に座った人が細身の女性だったため、窮屈さは一切感じなかった。
夜行バスのときの隣の人は、同じアジア人の女性がいいなぁ…


寝るつもりはなかったが、ハッと我に帰ると大雨だった。

いつのまにか寝ていたのかもしれない。


久々の雨の音に心地よさを感じながら、再び眠ってしまった。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (課長)
2017-01-10 21:49:16
細かいミスがいちいちオモロイ。しかし食べ物が片寄ってる気がする‥‥休養&栄養は十分に!
Unknown (めぐめぐ)
2017-01-11 00:41:34
あけましておめでとう!
2017年も更新楽しみにしてます(*´∀`*)
健康に気をつけて💕
Unknown (あすみ)
2017-01-15 17:27:46
課長
本当にろくなものを食べてないので、たまにはちゃんとしたものを食べます(゚o゚;;

めぐめぐ
最近サボりまくりだから、頑張って更新する!w

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