風のうわさ

気ままな私の独り言

わたらせ渓谷鉄道に乗って

2020年04月12日 | 旅行

足尾の間藤(まとう)からわたらせ渓谷鉄道に乗り

神戸のはな桃を観に行った。

 

足尾はかつて銅山で栄えたが、その鉱毒で渡良瀬川が汚染され

下流の村々が被害を受けた・・・明治から昭和に向けての事だ。

 

 

間藤の山々はその鉱毒の為、裸の山となり

今も植樹しているが元通りになるにはまだまだ時間がかかる。

家々の様子は過疎化が進み、昭和そのものだった。

 

 

足尾の町はいつも車で通りすぎるのだが

わたらせ渓谷鉄道に一度乗ってみたいと思い

間藤駅に駐車、電車に乗り込んだ。

 

電車は1両でバスのように中で切符を買う。

 

間藤から神戸までは530円。

 

電車は空いていて私たち4人を含めても10人もいなかった。

 

渡良瀬川に沿って電車は走り、川の水の美しいこと・・

 

 

 

 

5つ目の駅 神戸は花桃でいっぱいだった。

貨車を利用したレストラン清流でお昼を食べ

この辺りを歩いてみることにした。

 

 

 

 

 

草木ダム下の広場(東運動公園)の桜が満開できれいだった。

ダムを目指し歩きだしたが

途中のわらべ工房で所要時間を聞くと20分位とか。

20分歩いて童謡ふるさと館でまたまた所要時間を聞くと

まだこれから20分くらいとか。

え~~~っ。  

 

 

 

 

舗装された山道を歩き、不動の滝を横目で見て

やっとやっとダムまでやってきた。

振り返ると遠くに桜の園がみえる。

1年分の桜を見た思いだ。

 

さて仲間はもう歩きたくない様子。

なんやかやともう2時間以上は歩いている。

 

 

バス停を見つけ、そこから駅までバスで戻ることにした。

待ち時間は20分だ。

 

「どうする?、 歩く?」

 

「20分なんてすぐだよ。おしゃべりしているうちにバスが来るよ」

と仲間が言う。

 

20分歩くのには「え~~~」といっていたのに

おしゃべりの20分はいいらしい。

 

まるで太川陽介のバス旅となった。

そう思うとバスを待っているのも面白かった。

 

            

 

 

(それにしても見事な花桃だったなぁ~。

本当に1年分の桜を見た。)

 

 

 

 

 

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