友達に誘われて烏山の山あげ祭に行ってきた。
何度も行っているがこの小さな町でこれだけのことをやるとは
やっぱり感動ものだ。
7月21,22,23日と烏山(栃木県東部)で山あげ祭が開催された。
宇都宮から車で東へ1時間ぐらい走ったところだ
以前は小さな山を2つ乗り越えていったが今はトンネルができ
随分近くなった。
この人口2.5万くらいの小さな町で毎年山あげ祭が行われる。
道路に背景として3つの山を築き、舞台を即席で作り、奉納歌舞伎が演じられる。
終わるとすぐその舞台は解体され、また別の場所に舞台を作り歌舞伎を演じる。
これが多い日は1日5回、3日間繰り広げられる。
コロナで3年間中止になっていたが やっと今年再開された。
ちょうどいい時間にぶつかり「将門」と
「戻り橋」を観ることができた。
この山を崩すのも見ものだ。
そして次の場所へ移動する。
私たちは石川やでお蕎麦を食べ、
今度は「戻り橋」を観た。
舞台の下はまさしく縁の下の力持ちだ。
皆がこの舞台を支えている。
460年の歴史をもつこの野外歌舞伎、いよいよユネスコにも登録したらしい。
500円だった席料が1000円に値上げしていたのが残念だった。
もちろん立ち見は無料です。
暑い暑い烏山の一日
私たちは龍門の滝に寄って
ひんやりと体を冷やし
帰途についた。