トーネードの無職生活

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川崎の老人ホームの事件

2016-02-17 05:26:58 | 日記
 川崎の有料老人ホームで入居者が転落死した事件。テレビのニュースで元職員が逮捕されたとのこと。まずもってその時に勤務している人間が一番犯人に疑われるのに、その元職員、どういう精神しているのか理解できませんなあ。

 私も介護施設で働いた経験がありますが、入居している方には頭がクリアーな方もいれば、認知症でまったく話が通じない方もおられます。夜勤の時などある入居者の方の対応をしているところに、別の入居者の方からコールが入ったりして、ちょつと待ってくれなんて時もありますし、おとなしく寝ていてくれれば良いのですが、そうとも限らない場合もあるのですが、いちいちそれに腹を立てていたのでは仕事になりません。

 容疑者もイライラが募ってベランダから放り投げたのですかなあ。物ならまだ分かりますが、人間をですよ。まったくもって理解できないとしか言いようがありません。

 ニュースでは介護施設での虐待が増えているとのこと。入居者をベットの柵に縛り付けている写真も流れていました。きちんとした介護施設なら施設長がいて、介護士をまとめる責任者がいて、各フロアごとの責任者もいるので、職員が入居者の方に虐待なんぞしようものなら、怒られてすむならまだ良い方で首になりかねません。

 虐待がおきている施設から、ちゃんとした施設に変えるべきですが、特別養護老人ホームも入居待ちがたくさんいて入居できない状態でしょうから、しかたがなくそのような施設でも入居せざるを得ないのかもしれません。

 ところで、病院のベットにも柵がありますが、介護施設のベットも同様に柵を四つつけることができます。四つつけてベットを囲んでしまえば、寝相が悪くて転がり落ちることがなくて良いのではと思われる方もいるかもしれませんが、四つの柵でベットを囲ってしまうと虐待になります。ですから介護施設ではベットの柵は三つしかつけません。

 そんなわけで、私は経験ありませんが、各部屋を巡回している時に、入居者の方が床で寝ていたのか、それとも倒れていたのかわからないなんて場面に遭遇してしまった介護士もいました。その時ベットから出ないように柵を四つするのは虐待になるので、その他の手段で入居者の方の安全を図らなければならないので、大騒ぎだったなんて話も聞いたことがあります。

 ですからまっとうな職員や施設なら虐待にはすごく敏感なはずなんですけれどもね。


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