Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

ぺっと

2007-12-27 | サイト・マップ

かわゆい

ぺっとが自動生成した名句

インフレを供給したり美術館(6/20)

球場やぶら下げられた一回り(6/30)

この時空覚えるのですおそらくは(7/3)

全国や計画しては気配かな(7/14)

山麓にぶらさげられたいろはかな(7/16)

あの自分分からないまま至難なり(7/29)

あのコケを装備されたるピンクかも(8/5)

あの川で行き来したれば露天風呂(8/17)

この橋が避難されたし廊下なり(8/19)

あの五輪報道したる同時なり(8/20)

国立を正解すると花火なり(8/31)

最高を再現すればねぶたかも(9/2)

この鼻を再現される大使かも(9/3)

岩肌や告知されたる汚名なり(9/6)

その大使展示したれば大使館(9/15)

近代に治外法権気分かも(9/27)

歓声に閉鎖されたる凄まじく(10/3)

この喉を関係したりビデオかも(10/8)

全国やガイドするのはサテライト(10/21)

あの木々が行ってきました印画なり(10/30)

あのミサを呼び込むくらいの冬瓜かな(11/4)

この雑誌増刊すると命懸け(11/18)

ゼッケンに風林火山宝物(12/2)

この気孔観音開き時代だね(2008/1/19)

あの東徘徊したら本場かも(2/11)

ボックスを試験されたる月曜日(4/26)

その現地展覧したる事件かも(7/19)

あの半身誘拐してはひとりかな(8/30)


越南症状

2007-12-27 | Asia 「圓」な旅
今度の年末年始は、久しぶりに海外でお正月を迎えることになりました。

実は先週の頭まで具体的な目的地すら決めていなかったのです。それが、思いもよらない「場所」が候補に浮かび上がってきたのです。その「場所」のある国には何年も前に行ったことがあるのですが、諸般の事情からその「場所」まで行きつけなかったゴーヤのように苦い経験があるのです。あの苦いゴーヤの味が沸々と甦ってくると、パクチーのきつい香りや、ライムを搾った魚醤の香りや、よく熟したパパイヤの香りまでが、口の中に漂い出す気がします。そうなると神の見えざる手というか何か特殊な力が働いてか、なにがなんでもそこに行かねばならない。というような禁断症状に陥ったのでした。

そんなこんなで、そろそろ行くことになりました。越南。今回は大人の旅というか、できるだけ「ゆるい旅」にしたいものです。

Schmap Hawaii Guide に写真が載った

2007-12-26 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
Schmap Hawaii Guide 4th Edition に、Flickr にアップしていたハワイ島フェアモント・オーキッド・ホテルの写真が載りました。このようなハワイらしくない朝食の写真が気に入られて選ばれるとは予想外でした。Tomotubby が略して Tom になっているのがちと気に入らないです。



Hi Tom,

I am delighted to let you know that your submitted photo has been selected for inclusion in the newly released fourth edition of our Schmap Hawaii Guide:

Fairmont Orchid
www.schmap.com/hawaii/lodging_high-end/p=320953/i=320953_6.jpg

If you like the guide and have a website, blog or personal page, then please also check out our schmapplets - customizable widgetized versions of our Schmap Hawaii Guide, complete with your published photo:

www.schmap.com/schmapplets/p=91108974N00/c=SF20912783

Thanks so much for letting us include your photo - please enjoy the guide!

Best regards,

Emma Williams,
Managing Editor, Schmap Guides

1970年万博にはモアイが二体あった!

2007-12-25 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
クリスマスの今日まで大阪・千里のエキスポランドで「世界遺産 チリ・イースター島 モアイ」と題してメイン展示されていた「平和のモアイ」が実は1991年に作られた新しいもので、所謂「世界遺産」を持ち出したわけでないことは既に述べました。

大阪の街に貼られているポスターには「25年を経て。エキスポランドに 本物のモアイ、ふたたび立つ!」などと書いてあるため誤解されやすいのですが、25年前、1982年に同じエキスポランドで展示されたモアイと今回の「平和のモアイ」は全くの別物です。1982年に展示されたモアイは下の写真のように二体で、完全体のモアイと、胴体部分から切り離された「顔だけモアイ」でした。このうち、完全体の方が正真正銘の「世界遺産」のモアイで、15体の大型モアイが立ち並ぶイースター島アフ・トンガリキ遺跡の近くに今も下のように立っています。


(左)1982年展示のモアイ二体 (右)アフ・トンガリキ近くに立つモアイ

さらに遡ること12年前の1970年、大阪で行われた日本万国博でも本物のモアイが出展されていました。まさしく本邦初公開のモアイで、チリ館の前に設置されたその像は、胴体から切り離された「顔だけモアイ」でした。モアイが日本で広く知られるようになったのに、この「顔だけモアイ」の貢献度は大きかったそうですが、モアイが「顔だけ」であるような誤解を広く植え付けたこともまた事実です。

万博の際に来日した「顔だけモアイ」は、実は1982年にも再来日を果たしていました。上の写真を見ると、奥に見えるモアイがそれのように見えますが、実は違います。先述の完全体モアイの方なのです。このモアイは、万博前には下の写真のように、顔と胴の間でポッキリ破断した状態で放置されていて、「顔だけ」が日本にやってきたのです。万博後にイースター島に戻り、顔と胴が接合されて、1982年には五体満足(足はないかな?)で再来日したということです。


万博に来た「顔だけ」時代のモアイ大使

ところが、万博に出展された「顔だけモアイ」は実は複製で、万博終了後も島に帰らず日本のチリ大使館に駐留し、奈良県天理市に引き取られたという説があります。天理に行くと、市役所の敷地に「顔だけモアイ」が鎮座しているそうで、まんざら嘘ではなさそうなのです。

この噂を聞いて最初に頭に浮かんだのは、1982年にエキスポランドに展示されたもう一体の素性不明の「顔だけモアイ」です。このモアイと、万博で展示された修復前のモアイ大使がどこかで混同されてしまったのではないか。と思ったわけです。

万博のモアイの謎が解けないままに四ヶ月経った頃、エキスポランドの「平和のモアイ」展示について書かれた、とあるブログ記事に以下の写真を見つけました。今回の展示では「平和のモアイ」のほかにもモアイが展示されていたようなのです。それも「顔だけ」のモアイが。



早速ブログ主のハリーさんから写真をお借りしました。説明分を拡大してみると、意外な事実が判明しました。



なんと大阪万博には、チリ館の「顔だけモアイ」のほかに、テーマ館、つまり岡本太郎作「太陽の塔」の地下にもう一体、複製の「顔だけモアイ」が展示されていたのです。

丸ビルのモアイ(「レプリカ」)のドサ回り先

2007-12-22 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
今年の九月に「本物が来る!」の触れ込みで東京・丸ビルに展示され、一部で物議を醸したモアイの「レプリカ」(1991年製作)、展示後にチリに帰国したのかと思っていましたが、なんと大阪へドサ回りしていました。

ドサ回り先は、1982年に「本物」のモアイが展示されたエキスポランド。当初、10月25日から1月14日までの展示が予定されていましたが、子供の日・頭部圧搾殺人コースター「風神雷神Ⅱ」事故のせいで、12月10日から「当分の間」営業中断をやむなくされ、モアイ展示もクリスマスまでで打ち切りになりました。

で、宣伝ポスターのコピーが「25年を経て。エキスポランドに 本物のモアイ、ふたたび立つ!」だもんね。レプリカなのに、またまた「本物」を名乗っています。丸ビルでは無料だったモアイの観覧を有料にしているし、ひどいのは、調子に乗ってエキスポランド入園券とモアイ観覧券を抱き合わせた「世界遺産 チリ・イースター島 モアイ」セット券を販売していたことです。世界遺産でもない新しいレプリカのモアイを客寄せに使うとは、詐欺まがいですね。レプリカ・モアイの胡散臭さが、閉園の噂も聞こえるエキスポランドにお似合いなのかもしれませんが。

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エキスポランドの一時休業と開催中のイベントについて

平成19年5月5日、弊社「エキスポランド」内のアトラクション「風神雷神II」の事故で、お客様の尊い命を失い、負傷させましたことは、誠に申し訳なく心よりお詫び申し上げます。また遊園地の安全管理体制の信頼を失墜させる事態を起こしましたことを、改めてお詫び申し上げます。
事故発生後のエキスポランドの運営につきましては、速やかに全営業を中止し、ご当局に原因究明を委ねながら、その他の遊戯施設の総点検を実施、安全管理体制の再構築に努め、関係行政機関の検査確認を経て、8月10日(金)、プールの営業と共に遊戯施設の営業を再開いたしました。
その後の経過の中で、メーカーによる詳細な点検実施にも拘らず9月15日、メイン遊戯施設「オロチ」で、コンピューター装置の誤作動と思われるトラブルが発生し、人身事故ではありませんでしたが、エキスポランドの遊戯施設に対するお客様の信頼を大きく失墜させてしまう結果となりました。
このような状況の中で、イベントの開催を積極的に行い営業につとめてまいりましたが、12月5日(水)に開催いたしました取締役会におきまして、エキスポランドの営業を平成19年12月10日(月)から、当分の間、休業させていただくことと決定いたしました。また併せて事故による人事社内処分も実施いたしました。
今後は、少子高齢化社会を見据えた、万博公園のレクリエーションゾーンにふさわしい遊園地としての再生をめざし、園内改造に向けての大変革に着手してまいりたいと存じます。
なお、現在開催中のイベント「チャイニーズドリームサーカス」「新・芸能人の多才な美術展」については会期終了日まで、また「チリ・イースター島 モアイ」については12月25日までを会期とし営業させていただきます。各イベントの料金につきましては、入場料・入館料のみ(エキスポランド入園料は無料)でご覧いただきます。 安心かつ安全で、皆様に楽しい想い出や時間をご提供できる遊園地に生まれ変わるために、
当分の間休園させていただきますこと、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

平成19年12月7日
株式会社エキスポランド

「歌姫」の構造

2007-12-22 | 映画・ロケ地訪問
太郎と鈴で、タロタロリンリンリン♪


記憶を喪って漁港に流れ着いた男が、映画館を営む家族と近隣住民の愛に支えられ、十年をその地で暮らす。男は、成長した映画館の次女と恋に落ちるが、事故で記憶が蘇り自分に娘がいたことを知り、決意して漁港を後に旅立つ。

一見すると「歌姫」は、男の喪われた記憶に運命が左右された悲恋物語の体裁であるが、外界と隔絶された漁港というパラダイスに迷い込み、そこに滞在するも、やがて外界に帰る日が訪れる。という筋書きは一種の「桃源郷譚」。漁港は母体で、椰子の実のように流れ着いた男は胤、暗い映画館の子宮に着床する。母の子宮で十年(十ヶ月)を過ごして、男は新しい生を受けて再生する。誕生は同時に母体からの別離でもあり、男に恋を抱く次女の振る舞いは、極めて母性的であったのが印象深い。

記憶を喪った男は「太郎」と呼ばれているが、一種の「桃源郷譚」である「浦島太郎」をも連想させる。

虎豹別墅の絵葉書(世田谷ボロ市の戦利品(3))

2007-12-21 | Tiger Balm Gardens
世田谷ボロ市で思いもよらないものを見っけました。年代ものの虎豹別墅の絵葉書。思い起こせば、今年は(まだブログにアップしてないけど)シンガポールのハウパーヴィラを再訪できたし、福建省の胡文虎の故郷を訪ねることもできて、まことに充実した一年でありました。その上、年末になってタイガーバーム・ガーデン関連のお宝を見つけられるとはラッキー。それも金五十円也。


虎豹別墅の入口。

来訪客のスカートの形が、本日最終回のドラマ「歌姫」で相武紗季演じる鈴がはいてるのに似ているから、時代は昭和三十年代なのかもしれません。(日本版「ニュー・シネマ・パラダイス」つうか「歌姫」こじゃんと面白かったにゃー。毎週楽しみにしとったがぜよ。DVD出たら買うきに。)

世田谷ボロ市の戦利品(2)

2007-12-20 | 旅のおみやげ と コレクション
こちらは青いビーズが玉虫のように美しいガマ口。最近御無沙汰の世田谷区在住の Pet 君がボロ市で手に入れ、Tomotubby さんには日頃お世話になっておりましてささやかですが感謝の気持ちです。それはそれはどうもありがとう。と言って貰ったものであるが、値段は内緒らしい。

そんなこと言わないで教えて頂戴。と聞いたところ、Pet 君、大阪人のサガか、安く買ったことを自慢したがる。大阪人にとって「えぇもんを安ぅ買うた」ことは自慢の種なのだ。そのへんを擽ると、あっさりと白状されてしまった。金三百円也。前回の「ブルースティック(横須賀)」三個セットと同じくらいに「ささやか」なのであった。

世田谷ボロ市の戦利品(1)

2007-12-19 | 旅のおみやげ と コレクション
世田谷ボロ市で最初に買ったのは「ブルースティック(横須賀)」百円也であった。三個セット三百円也をまとめて買っていく人も多い。

「ブルースティック」は人呼んで「汚れおとしのスーパースター」らしいから石鹸に他ならないが、何ゆえに「ブルースティック」かというと、実は名の通り青い棒状をしていて「部分汚れ専用石鹸」なのであった。そうなると気になるのが「(横須賀)」であるが、石鹸が横須賀で作られたものであることは容易に想像できる。ただ、この場合は、横須賀は横須賀でも、横須賀刑務所の塀の中で作られているのであった。二枚刈りのむさ苦しい男たちが、暑い夏の日中に自らの脂汗を型に集め、固形剤で固めて石鹸を作っている姿を想像してしまったが、そんなわけはない。

世田谷ボロ市

2007-12-16 | Japan 日常生活の冒険
毎年、年末と年初の15・16日に開催されている「世田谷ボロ市」に初めて行ってきました。天正6年(1578年)に小田原城主北条氏政が世田谷城主吉良氏朝の城下町に楽市を始めたのが起源で、以来形を変えて400年以上にわたって行われているそうです。2007年3月には「東京都指定無形民俗文化財」に指定されています。徳川時代になってからは「市町」という名のもと、草鞋とともに編みこんで強化するために襤褸(ボロ)が売られるようになり「ボロ市」と呼ばれるようになりました。現在は700を数える露店で、骨董類、古着、植木、食料品、雑貨品、玩具等々いろいろな商品が販売されています。今月は、15・16日が土日で、お天気もよかったため、いつもは閑散としているボロ市通りが芋洗い状態のもの凄い人出でした。それも凄くシルバー密度が高くて、高齢化社会における消費活動の側面を垣間見た気分がしました。と偉そうなことを書いてみました。次回は戦利品を紹介するぞー。



3年ぶりに代官市町見廻行列も行われました