Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

「大竹伸朗 全景 1995-2006」展覧会カタログ 再度お詫びとおしらせ (やはり)

2007-03-31 | Japan 日常生活の冒険
昨年「大竹伸朗 全景」展を観に現代美術館へ行った際、館内の美術書店「NADiff」で、完成が遅れて会期中に刊行できなくなったカタログを予約しようとしたら、手数料・送料 1,000円を請求されました。1,000円も払うのはイヤだし、かといって木場くんだりまで取りに行くのもバカらしいので、日頃よく行く表参道「NADiff」で予約して、カタログが届いたら取りに行くことにしました。

で、きょう「NADiff」から電話がありました。当初1月半ばと聞いていたカタログの発売は予想通り遅れて3月末に延びると、2月半ばにハガキで通知を貰っていたので、そろそろカタログが届いたのかな~♪と思ったら、再度の刊行延期の連絡でした。がっくし。

それも6月初旬まで!

3月末に延びたときは、カタログに「展覧会場風景写真を含むカラー約150ページが追加」され「《ダブ平&ニューシャネル》のCDについても、展覧会場での演奏を収録した音源を新たにCD化」して付録にしてくれるということでした。このままどんどん刊行が遅れて、付録が豪華「十大ふろく」になればいいなあ。とか無責任発言していましたが、今回の遅れに対してはオマケはなしでした。

ただ「NADiff」の表参道のお店が5月に閉店になるらしく取りにいけなくなるため、「NADiff」負担でカタログを宅配してくれることになりました。ヤター。これで当初、木場で請求した手数料・送料分 1,000円を得しました。予約価格は 6,300円だったから、実質 5,300円に割引してくれたという感じです。しかし、1,250ページで 5,300円だから、ページ単価は 4円強。シンジラレナーイ。更なる延期と赤字が原因で、発行元が潰れてしまわないことをお祈りしています。

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大竹伸朗 全景 1955-2006 展覧会カタログをご予約いただいたお客様へ
再度お詫びとおしらせ

「大竹伸朗 全景 1955-2006」展覧会カタログをご予約いただきましたお客様には、度重なる刊行の遅延により、多大なご迷惑をおかけしております。
3月末の完成を目指し、全力で制作を進めてまいりましたが、諸作業の遅れに加えまして、弊社の制作進行管理の不備により、さらに2ヶ月間完成を延期せざるを得ない状況となってしまいました。 6月初旬にはお手元に必ずお届けいたしますので、いましばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。 再度刊行予定の延期をお知らせいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
本作りをひとつの表現手段とする稀代の作家・大竹伸朗のひとつの集大成とも呼べるような、後にも先にも並ぶもののない展覧会カタログになることは間違いなく、必ずご満足いただけるものになると存じます。
今後はこのようなことのないよう、万全の配慮をいたす所存でございますので、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
2007年3月
グラムブックス代表 大西利勝

結局6月に本が出たのかというと→こちら

世田谷妙法寺の桜 (実況中継)

2007-03-29 | Japan 日常生活の冒険
今日は暖かいので夜桜見物。成城学園前から世田谷通りまで歩いて妙法寺へ。ここは大仏も有名ですが、樹齢70年の見事な枝垂れ桜があるのです。境内は夜も解放されています。ピンク色の垂れ桜の隣には白い花を咲かせる大島桜の巨木もあり、ともに10時までライトアップされているのです。今夜はおりしも満開でした。それからそれから、妙法寺ではお寺の客殿のお座敷にも入れてもらえて、写真のように、ガラス越しに庭の向こうの桜を眺めることもできます。寒くないし、見物客も少ないし、酔っぱらいはいないし、いいなあ。ここ。

デジカメ写真編につづく

横濱媽祖祭の人形隊は六体

2007-03-27 | 横濱・中華街
3/17日、横浜中華街始まって以来の媽祖祭が盛大に行われました。今回も春節のときと同様にパレードがあると聞きつけて行ってきました。パレードを盛り上げる人形隊は、横濱媽祖廟の千里眼将軍・順風耳将軍だけかと思ったら、春節のときにも登場した関平太子・周倉将軍が友情出演、さらには本場台湾・台南大天后宮からも、このブログでもお馴染みになった范将軍・謝将軍の二人までが駆けつけ、春節に勝るとも劣らない賑やかなお祭りとなりました。






周倉将軍、千里眼将軍、順風耳将軍

先頭に立つ謝将軍は、頭が大きい体形が「がきデカ」のこまわり君のようでした。他の人形隊の面々が3m近くて動きが鈍いのとは対照的に、ずっと小さい謝将軍は体を独楽のようにくるくる回しながら街を練り歩き大活躍でした。ときたま手が壊れて取れたりしていましたが。

台南に行ったとき、天后宮や城隍廟も見てきたので、横浜中華街と台南の二元中継でもしようかな。










お疲れの謝将軍

3/25日 寝坊して見たヘンな夢

2007-03-26 | 夢日記
久しぶりのヘンな夢。
昨日TVで見たフィギュアスケート世界選手権と、番組後に覗いた EnjoyKorea の日韓掲示板の影響が大きいかも。


(そういうものがあるのかどうか知らないが)マルチスクリーンのある映画館で座って映画を観ている。映画はなぜか巨人広島戦の中継で、巨人が攻撃中。興味がないせいもあるがとても眠たい。うとうととしていたら、急に歓声が上がり目が覚める。驚いたことに他の観客は皆立ち上がっているので、自分も慌てて立ち上がる。画面はビデオ映像が映されている。どうやら、広島の選手のファインプレーによって巨人のチャンスが潰えたことで、館内が沸いているようだ。奇妙なのは、立ち上がっているのが体格のいい男性ばかりで、彼らの両手には蝋燭が握られていること。蝋が手首まで垂れていて熱そう。そして彼らが口々に叫んでいる野次は日本語ではなく、明らかに韓国の言葉だった。

夢に蝋燭が出てきたのは、一昨日TVで見た、昔、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザが来日した際、絵の照明は蝋燭に近い白熱灯の光を使ったという話のせいかも。


EnjoyKorea のハングルから日本語への自動翻訳は笑える。まるで何かの暗号を読んでいるよう。ハングルで書かれた女子フィギュアスケート選手の名前は次のように変換されてしまう。浅田真央は、どうして「餓死だ 巻きます」となるのだろうか? 恐らく韓国では「浅」という字に「マイナスイメージ」があるに違いない。
安藤美姫 → 安心 ミッキー
浅田真央 → 餓死だ 巻きます
金妍児(キム・ヨナ) → ギムヨンよ
中野友加里 → 長野 ユーカ里
村主章枝 → 守旧里 後尾に
荒川静香 → アラカと シズカ
2ちゃんねるのせいかもしれないが、韓国人の中には、安藤美姫は実は在日韓国人で本名「安美姫(アン・ミョンヒ)」などというデマを信じている輩までいる。一流スポーツ選手やアイドルをすぐ同胞に仕立て上げようとするのはどうしてなのか?

中華街で一番アットホーム?な「秀味園」 (横濱中華街17)

2007-03-25 | 横濱・中華街
横浜中華街には台湾料理のお店は数えるほどしかありません。戦前、中華民国から日本に渡った中国人によって中国大陸各地の中華料理を供するお店を開いたのが中華街の始まりで、国民党政府が台湾に拠点を移した後、台湾からやってきた人たちは少ないのでしょう。つまり、現在の台湾から見ると、殆どのお店が「外省人」にあたる人たちが経営するもので、「本省人」の経営する庶民的な台湾料理のお店はあまりないということです。

春節に関帝廟通りを歩いていたら、山下町公園の近くに「台湾家庭料理」「秀味園」とドアに書かれた小さなお店を見つけました。メニューには、このブログでもおなじみの「魯肉飯」があるようです。嬉しくなってガラスのドア越しに店内を覗いてみたんですが、テーブルはたったの二つだけ、既に先客が座っていたので入るのを諦めました。帰宅後も気になったので、中華街で配られるマップでお店のことを調べてみたのですが、何故か店の名前は載っていません。横浜中華街のオフィシャル・サイトで検索しても、台湾料理を供するお店は「青葉」と「興昌」くらいしか出てこないのです。

一ヵ月後、横浜中華街を再訪した際に「秀味園」を覗いてみたところ、幸運?なことにお客は見当たらず、意を決して入ってみることにしました。すると日本語のたどたどしいおばさんが迎え入れてくれ、なぜか「奥へどうぞ」と薦めるのです。

「奥?」店の奥は日本家屋。居住空間と思われる推定六畳の板の間があり、テーブルと椅子が置いてあるのが見えます。上がり框を上がったところで靴を脱ぎ正面の靴箱に入れます。通されたのは、六畳間に続いてさらに奥にある推定八畳、床の間つきの畳の間でした。そこには座卓が三卓あり、大きな円卓では先客が食事をしていました。それ以外に家具はないのですが、押入れはあるし、見せたくない場所はカーテンで隠してあります。おばさんたちは店が終われば、押入れから布団を出して、ここに敷いてお休みになるんじゃないの。と想像してしまいました。


店の最深部から入口の方を撮ってみました

オーダーした料理は「水餃子」「焼きビーフン」「切り干し大根入りのオムレツ」、そして「魯肉飯」。どれも飛び切り美味しいわけではないんですけど、一品千円しないリーズナブルなお値段で台湾の家庭料理が楽しめます。個人的には酢醤油で食べたオムレツが美味しかったです。


魯肉飯と水餃子。魯肉飯には、肉味噌だけでなく豚の三枚肉の煮たもの、高菜、煮卵が入っていました

なんだかよそのおうちで手料理をご馳走してもらっているような錯覚に陥る不思議な寛ぎ空間、アットホーム空間でした。とても中華街にいるとは思えませんでした。

「海員閣」の焼売 (横濱中華街16)

2007-03-23 | 横濱・中華街
前回「清風楼」は焼売より炒飯の方がお薦めのようなことを書きました。ならば焼売はいったいどこのお店がお薦めなのかというと、見た目は悪いんですが「海員閣」のものを大プッシュ。



「海員閣」というと、コークスを使った火力の強い調理法が生む旨みのある料理が特徴で、この料理目当てに休日は一時間待ちの行列ができるので有名です。行列に並んで入店してみると「清風楼」同様「追加注文お断り」の試練が待っています。これが一見さんにはなかなか厳しく、結局「牛バラの煮込み」「車エビのから煮」などガイドブックによく出ている定番メニューを頼んでしまいがちです。

ところが行列に並ばないでも買えるものがあります。名物の「焼売」です。行列を尻目に店のドアを開け、レジ前に置いてある折詰めのお土産を買って帰ることができるのです。この情報は教えたくなかったのですが...


おうちでご飯といっしょに食べても美味しい

「清風楼」で 特・炒飯 (横濱中華街15)

2007-03-22 | 横濱・中華街
祝舞遊行」パレードの終わった後、関帝廟通りの老舗「清風楼」の前に宮廷衣装を着た人たちと、高級車から降り立った顔役のような男性が記念写真を撮っていました。



「清風楼」というと「焼売」が有名です。お店の壁にも店主?がTV出演したときの「シューマイひとすじ」の写真が飾ってあります。でも、ちょっと味がしつこいので好き嫌いがあるかもしれません。



むしろこのお店は炒飯が美味しいのではないかと思います。炒飯にも、具によってグレード、具レード?がありまして、今回は「特・炒飯」をオーダーしてみました。量的にはビッグ・ポーション、とても一人で食べきれないので、二、三人でいくつか料理を注文してシェアするのがお薦め。注意しないといけないのは、このお店が悪評高き「追加注文お断り」であること。リーズナブルな料理のせいか、キャパシティの割りに人気があり、時刻次第では行列ができます。お店にとってはやはりお客の滞在時間を縮め、回転率を高めるのが得策なんでしょう。よって相席は当たり前、落ち着いた雰囲気での食事は期待できません。



炒飯の味の方は絶品です。ご飯がオレンジ色をしているのはどうしてなんでしょう? 先日テレビでみた「黄金炒飯」の色とも違うし(あれは卵の色だそうです)。前にシンガポールのチャイナタウンでありつけなかった「究極の炒飯」もこんな感じだったんじゃないかな。と勝手に想像したりしていました。

あともう一品頼むとしたら「ワンタン・塩」がいいと、相席のカップルが教えてくれました。しかし店内を見渡してみると、「焼売・炒飯・ワンタン」を食べているお客の多いこと。「追加注文お断り」のせいで、お客は冒険することなく、馴染みの無難なメニューばかりを注文するという弊害が見られるのです。あ、お店はまとめて調理ができるから、むしろ願ったりなのかもしれません。

水戸偕楽園の梅まつり

2007-03-21 | Japan 非日常生活 遠征篇
梅は~咲い~たか桜はまだかいな♪とか鼻唄うたってる間に桜の開花宣言。今となってはエントリーが遅きに失した感もありますが、三月初めに水戸偕楽園の梅まつりに行ってきました。上野駅からスーパーひたち号に乗って、偕楽園前の臨時停車駅まで約一時間の電車の旅。園内を二、三時間散策してから戻れば、気軽に半日旅行だって楽しめるのです。このシーズン、憂鬱なのが杉花粉の飛散。偕楽園内には杉林があり「太郎杉」という樹齢750年の巨木まであるので、アレルギー者はマスクが必携です。

偕楽園の見所のひとつが「好文亭」。梅林を造った九代藩主、「烈公」の名で知られる名君・水戸斉昭が歌会・茶会に使うために建てた建物で、順路に従い庭園と襖絵を見た後、階上に上がって周囲を一望すると、足元には満開の梅林、常磐線の線路を隔てた向こうに千波湖と田鶴鳴梅林と、素晴らしい眺望を味わうことができます。

「好文亭」の門をくぐった正面に「思いのまま」という品種の梅の木があります。この木は一本の同じ幹に白梅と紅梅が咲く珍しいもので、偕楽園には幾本か見つかるのですが、ここのが一番見事でした。

偕楽園に着いたときは晴天に紅梅のコントラストが美しかったのですが、「好文亭」に上がっている間に雲が空を覆い出し冴えない天気になりました。もっと早く来るんだったな。と後悔していたんですが、閉園時間が近づいて辺りが薄暗くなると、今度は白梅の白い色が浮かび上がるように際立って見えるようになりました。陽光の下で見た印象とは全く違って妖艶。白梅の魅力がわかった気がしました。

写真は後ほどアップするので許してちょ

渋谷で味わう「DEATH NOTE」 その4

2007-03-20 | 漫画... 「デスノート」と「ジョジョ」など
TSUTAYA、HMVのデスノート物件を見物し終えれば、お次は少し離れた場所にある TOWER RECORD へ。タワレコのある交差点で偶然みっけたのですが、街頭ビジョンに大きく映されているのは、ほら、あの「L」の字です。



タワレコ一階の下りエスカレータを降りた真ん前に、後編映画に登場した「優しい死神」レムのCGガイドが飾られていました。TSUTAYA にあったリュークのダミーと違って、こちらは上半身だけ。マンガではレムは女性(雌)の死神という設定だったと思いますが、映画ではなぜか声優がピーター、池畑慎之介でした。ピーターって日常でもスカート履いてたりするから、まあいいのかも。



レムの傍らには、天王洲でハゲADに襲われる戸田恵梨香扮する弥海砂が着ていた蜘蛛柄のゴスロリ服が展示されていました。足元にはジェラスからミサに渡った二冊目のデスノートが。





戸田恵梨香、今度はテレビドラマ化される「LIAR GAME」で神崎直役を演じるそうです。本人曰く「ナチュラルに演じられる」とのことでしたが、それって自分は「バカ女」だって言ってるのと同じなのでは...。ミサミサも頭悪そうだったし。これは禁句かな。いえいえ。土曜の夜中放映だそうです。個人的にはコミックスを愛読しているのでドラマが待ち遠しいです。

つづく

渋谷で味わう「DEATH NOTE」 その3

2007-03-18 | 漫画... 「デスノート」と「ジョジョ」など
リュークのダミーほどに目立たないのですが、TSUTAYA の地下には藤原竜也扮する夜神月の衣装、紺のスーツが、ノートの紙片を潜ませてあった時計、そして映画の各所で使われたあのペンとともに飾られています。



再び地上へ上がり TSUTAYA から歩いてすぐのHMV渋谷店の四階に向かいます。ここには、松山ケンイチ扮するLの衣装、白いTシャツとジーンズが飾られています。松山ケンイチは「デスノート」からのスピンオフ企画映画(題未定)に主人公Lとして再登場が決まっており、映画は今年の7月にはクランクイン予定。最新情報によると戸田恵梨香が弥海砂として共演するらしいのです。この時点で西尾維新「ANOTHER NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」映画化の線は無くなったということです。戸田恵梨香よりむしろ南空ナオミの瀬戸朝香との共演を期待してたんですが...



HMVでは、Lの衣装とともに、後編で月とLが再開する場面、Lの最期の場面に出てきた例のチェス盤、そして弥海砂が月に見せた自分のCD「HEAVEN'S DOOR」(「ジョジョ」に出てくる岸部露伴のスタンドみたい)が展示されています。



つづく