柳京ホテルは、1987年、高さ300m、105階、3000に及ぶ部屋数という世界一の規模で、平壌・普通江区域に建設が開始されましたが、1992年、資金難と施工上問題で工事が中断、以来10年間雨ざらしとなっています。
ニュースステーションでホテルの画像が取り上げられたりしたせいか、ここ数年、日本人は建物に近づきたくても、怖いガイドが許してくれなくて、近づけませんでした。近づくと「
地上の楽園」に連れて行かれるという説もありました。
ところが、最近、平壌を訪問して韓国に帰国した人の話では、ホテルのてっぺんにクレーンが取りつけられ、改修工事が始まった?とのことです。
ホテルの引受・完工・運営契約を妙香経済連合会と締結したホテル・ケムペンスキー・グループ(本部・ジュネーブ)が、保守工事に着手することが伝えられていた矢先でした。
親愛なる将軍様にあらせられては、いったい何をお考えになっておられるのでしょうか?
どーん、と屹立する柳京ホテル。
推定身長159cm(談:元喜び組) の親愛なる将軍様は巨大建造物がお好き
(写真提供:TomotubbyPet)
おまけ:
韓国の建築技術も似たようなものなのでしょうか?
TomotubbyPet のコメント(2003-10-27):-
Tomotubby がご紹介した柳京ホテルは何かに似てるな、何だったかな、と考えながら、日本シリーズ最終戦を見ていたら、はたと気づきました。そうです。富田林(とんだばやし)にあるPL教団の平和祈念塔でした。どことなく似てるでしょう。Petが通っていた中学校の校舎の4階からも、この塔が見えました。イブ・タンギーの絵みたいな雰囲気が現実のものとは思えません。シュールです。しかし、中学生当時のPetは、何故かこの塔が「エレキング」に似ていると思っていたのでした。
似てると言うと怒られるかな?
TomotubbyPet のコメント(2004-06-30):-
タマキング・宮田珠己氏は、近刊「晴れた日は巨大仏を見に」の書き下ろし部分に、PL大平和祈念塔を訪れた一文を載せている。宮田氏は、塔の雰囲気が北朝鮮平壌の柳京ホテルに似ていることをこの中で指摘し、両者の写真まで載せられている。さらには旅の同行者の和久田氏がこの塔がウルトラセブンのカプセル怪獣ウィンダムに似ていることを指摘している。
ま、待てよ... これって、Petが昨年、TomotubbyPet's BoxRoomで指摘したことと似すぎていないか? Pet は 先に柳京ホテルを取り上げて、PL大平和祈念塔に似ていることを指摘し、やはりウルトラセブンに登場した怪獣エレキングとの類似性について写真入りで示した。ということは、Pet の思考回路は、タマキングや和久田氏と同類ということか... 何か親近感がわいてきたな...
青山ブックセンター本店で開催されたスライドトークショー&サイン会で宮田氏にこの話をした処、「PL大平和祈念塔はウルトラマンのシーボーズに似てませんか、ご存じないかも知れませんが」と言われてしまった。知ってますとも、骸骨怪獣シーボーズ!! 実相寺昭雄が監督した回。しかし、シーボーズって名前は「海坊主」からつけたのかな... そういえばサイボウズというのもあったな...