東海道機上観察記 (1)

「東海道機上観察記」って「東海道五十三次」のもじりなんだけど、気づいてもらえてないだろうな。と思いつつ、新春航空写真特集開始です。

最初は飛行機に搭乗した伊丹空港です。予約してなかったのに進行方向左側の主翼より後ろの窓際の席を確保できました。新年よりラッキーです。今年はいい年になるかも。

この巨大な影は乗っている飛行機の影なんですけど、この影を写したくて撮った写真です。

これは離陸直後に撮った写真です。焦点距離無限大で撮ったのに手前がピンボケになってて、なんだかミニチュア模型のように見えます。
池が二つ見えますが、左の方の池は昆陽池といって、池の中に小さな日本列島があります。上空からでないとよく分かりませんが、地図にも出ています。
下の方を横切ってるのが山陽新幹線で、右の端の方を上下に突っ切ってるのが、高見運転士の事故が記憶に新しいＪＲ福知山線です。




もう少し飛ぶと大阪万国博の跡地の万博公園が見えてきます。
この写真も手前のエキスポランドあたりにピントが合った(合ってないか)ピンボケですが、まるで玩具。ミニチュア模型っぽいです。前に航空写真を特集したときに紹介しましたイタリア写真家 Olivo Barbieri や、日本人だと本城直季の写真みたいです。岡本太郎の「太陽の塔」がかわいくて、指でつまめそう。
それにしても上の方に見えるゴルフ場が醜いです。大阪から京都、滋賀にかけて、なんとゴルフ場の多いことか。