Tomotubby’s Travel Blog

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狩野ぼたん園

2014-05-05 | Japan 非日常生活 遠征篇
Peony Garden

ゴールデンウィークの狭間のある晴れた日、群馬県の館林まで「つつじまつり」を観にでかけた。館林には「つつじヶ岡公園」という国内随一の躑躅の名所があり、館林城址に近い、その名も城沼の周りに50種以上1万株以上の躑躅が咲き誇る。「国の名勝」として名高い、その圧巻の景観を観た体験は、私のこれまでの(つまらない)「躑躅観」を根底から覆してくれた。「つつじまつり」についての報告は、日を改めることとして、今日の本題は「牡丹園」である。実は躑躅を観た帰りに、近くにある「狩野ぼたん園」という別スポットを訪れたのである。つつじヶ岡公園正門から外に出ると「躑躅を観た後は牡丹」というような看板が見つかり、矢印に従ってどんどん1kmくらい進むと「狩野ぼたん園」に行き着いた。「つつじヶ岡公園」は流石に「国の名勝」だけあって、団体バスで乗り付けた人たちも含め見物客も多い。恐らくは、私と同様に訪れた万人がそれぞれの「躑躅観」を新たにして帰途につくことだろう。それに比べて「牡丹園」の方はどうなんだろう。牡丹は中国では高貴な花として愛され、河南省洛陽では「牡丹まつり」が盛大に行われると聞いた。そのためか、私が洛陽で宿泊したホテルは「洛陽牡丹大酒店」という名だった。しかし現在の日本で、牡丹の花は決してポピュラーではないだろう。育てている人もあまりいないような気がする。この「狩野ぼたん園」の「狩野」さんは恐らくは造園業者で、たまたま躑躅とほぼ同時期に咲く牡丹の園を、「つつじまつり」に来た観光客の立寄り需要を見込んで見せているのだろう。牡丹園の開園は四月下旬~五月中旬だけと書かれていることからも窺える。(つづく)


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