Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

「岡本太郎が愛した韓国」

2006-04-13 | 好韓嫌韓・厭鮮
岡本太郎って、没後10年が経つのに、メキシコで見つかった縦5.5m、横30mの大作「明日の神話」の修復が終わり公開されたり、第2日本テレビの「爆発屋 岡本太郎大博覧会」では例の「なんだ、これは!」の声とともに膨大な動画が見られたりして、なんだかこの方、どこかでまだ生きているような気がしてなりません。未だに影響力のある芸術家です。


「明日の神話」(1968)

そんな岡本太郎が韓国を二度にわたって訪れた際の未公開写真と手稿をまとめた興味深い本「岡本太郎が愛した韓国」(平井敏晴・著、岡本敏子・監修)が2年ほど前に刊行されています。太郎の初めての訪韓は1964年。63年に始まる朴正煕大統領による軍事政権下の時代です。日韓国交正常化が65年だから、彼は国交のない時代に半島へ渡ったわけです。二回目の訪韓は1977年ですが、その前の74年に朴大統領の暗殺未遂があり、彼が射殺されたのが79年です。改めて朴政権の時代は長かったんだな。と感じます。

この本に載せられている写真のうち、二回目の訪韓で撮影されたものは、太郎自身による「画家」の視点で写されたものが主で、撮影場所の記録も残っているのですが、最初の訪韓で撮られたものは、今のところ画家以外の人物によるものだけで「これらの写真の撮影場所等を特定できる情報に関しても現時点では入手できず、その記載を断念せざるを得なかった」(引用)とあります。でも Tomotubby はこれらの写真を見て、すぐいくつかの撮影場所を特定できましたので、順次ご紹介していこうと思います。

つづく


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