にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『テッド』

2013年02月02日 | MOVIE
『テッド』Ted(2012年/米)
監督:セス・マクファーレン。
出演:マーク・ウォールバーグ。ミラ・クニス。セス・マクファーレン(声)。

いじめられっ子にすらなれずに全く友達のいなかったジョン少年。そんな少年が両親からもらったクリスマスプレゼントのテディベア。テッドと名付けた彼にずっと友達だよと神様に彼と本当の友達になれるように祈りを捧げる。すると翌日テッドに魂が宿る。一時はテッドも生きているぬいぐるみとマスコミにもてはやされるが、それから二十数年の年月が流れ、テッドは酒と女とマリファナにふける日々。35歳になったジョンもさえないレンタカー会社の従業員。そんなある日ジョンが4年間つきあっている彼女から、テッドと自分のどちらを選ぶのかと迫られて・・・。

下品だけど、映画好きが喜ぶ理由がわかりました。映画ネタいっぱい。と言っても私が気付けたのってそんなにないんですけどね。私が一番笑ったのが『エイリアン2』のビショップ。あのシーン蘇りましたよ。そして彼女の着メロがダースベーダーで、テッドの着メロがナイトライダー。細かいところまで映画好きです。全編通して出てくる『フラッシュ・ゴードン』は私は未見なんでちょっとわかりにくかったですが、でも知らないわけではないんでウケました。それにしてもテッド。いい加減なようで男気のあるぬいぐるみです(笑)。酒と薬に女。こんないい加減な奴が同居してたらそら彼女も嫌になるよ・・・と思っていたんですが、やるときゃやります。いい加減なようでいて仕事も出来る?し、あっさり彼女まで作っちゃいます。ダメ男の成長記で、男の友情の話ですね。
ただ、この作品私が心底楽しめたか?というと実はそうじゃないんですよ。やっぱねぇ・・・下品すぎ。これ字幕で観たんですが、吹き替えにしなくてよかったと思います。リアルで下品なセリフ入ってきてたらもっと嫌になってたかも・・・。
それと太った少年の魔の手から逃れるために彼を振り払うときに言ったテッドの台詞「出てくんなスーザン・ボイル!」これ笑ったよ、確かに似てたから。でも、これはひどいよ。あとラストの売れなかった方のスーパーマン俳優って・・・。よくもまぁここまでこき下ろすねぇ。いや、これも笑っちゃったんですけどね。あと後遺症でマヒがって言うシーンも笑っちゃったんだけど、それもどうよ?という感じなんですよね。流れで笑っちゃうんだけど、ふと冷静になるとそれってどうよ?ってなる作品でした。

-2013.1.30 TOHOシネマズ泉北-


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5 Comments

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確かに、下品すぎ。 (ヤマ)
2013-02-02 10:53:18
とめさん、こんにちは。

 実は僕、予告編を観て余り食指が動かず、見送るつもりだったのが、ひょんな流れで観ちゃったんですよ。で、思わず「ウマい!」とか笑ったんですけど(あは)。

 そこで、思うのは 「流れで笑っちゃうんだけど、ふと冷静になるとそれってどうよ?ってなる」部分も含めて、「しょうがねぇなぁ~(ククク)。」という作品でしたよね(笑)。
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デッド (ひろせ さとる)
2013-02-02 13:47:55
とめさん、「テッド」の感想読ませていただきました。
「テッド」は70、80年代の映画ファンには懐かしいと感じる映画ネタのパロディが満載でしたね。
とめさんが書かれた「エイリアン2」のビショップはその最たるものだと思います。
そのような映画ネタのパロディは僕も大笑いしましたが、
映画ネタでも”売れなかったスーパーマン”やストーカーおやじの”フラッシュダンス”などは必要性もあまり感じなくて笑えませんでした。
日本人には下品すぎるネタが多いので冷静になった時にとめさんのように感じられる方は多かったと「思います。
僕が一番気になったのはマリファナネタですね。アメリカって合法でしたっけ?日本でも脱法ハーブとか社会問題になっているのにこんなにマリファナを吸っちゃいけないと思いました。
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下品ですよねぇ。 (とめ)
2013-02-02 20:18:41
ヤマさん。そうそうホントにしょうがねぇなぁ~って作品でした(笑)。

ひろせさん。マリファナねたも確かになんか嫌でしたよね。でも調べたら大麻は合法になってる州があるようですよ。
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報告とお礼です。 (ヤマ)
2013-04-21 21:51:06
とめさん、こんにちは。

 昨日付の拙サイトの更新で、こちらの頁をいつもの直リンクに拝借したので、報告とお礼に参上しました。

 大ヒットし、概して好評な理由の一方で手放しになれない方のイチバンの理由というのがとても率直で、実に納得です。「それって、どうよ?」ってなる部分の否定しきれなさと支持しきれなさの狭間で面白がりつつ、我が身にも通じる情けなさに突き放すこともできない葛藤に見舞われるという点で、男の側からは実に微妙な作品でした。

 どうもありがとうございました。
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ありがとうございます。 (とめ)
2013-04-21 23:01:10
ヤマさーん。
直リンクありがとうございます。
不良になんか絶対になれず、かと言って優等生でもない。そんな私には本当に微妙な作品でしたよ。(^-^;
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