ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

女郎蜘蛛

2016-07-20 21:03:27 | 日記
みなさん、こんばんは。
今日も少し時間が取れたので更新させて頂きます。
宜しくおつきあいください。


午前中の餌やりの写真。
松ちゃんは家の下の牧場の牛たちに餌をやり、それが終わると帰還困難区域の牧場へ走る。

今回も餌やりをしながら色々と話してくれた。
彼は養蜂の事を話した。

「今、咲いてる花がなくなってこれから蜂に餌をやんなきゃなんねぇ~んだ」と。
えっ、今の時期に蜂の餌作り???いくらなんでも早すぎでしょ!と目を丸くした僕。

松ちゃんの説明を聞いて事情を察し納得したのですが・・・

蜂の餌は水2Lに対して上白糖1kgを溶かし、冷やしてから餌箱に入れてあげるんです。
この暑さの中、家でガスコンロの前に付きっきりで砂糖を溶かして砂糖水を作らなきゃならないのです。考えただけでも暑っ・・・・
普通は冬前の11月ごろからなんですけどね。

松ちゃんが餌やりの作業の合間に僕をある場所に連れて行った。

松ちゃんの友人がある植物の種を撒いた場所だった。
何のために撒いたのかは聞かなかったんだけど、友人がひまわりの種を撒いたと教えてくれた。


友人が巻いた種は、たくさん発芽していた。

蜂の餌作りの手間が増え更に忙しい毎日を送ることになるので、友人のひまわりは助かったし本当にありがたかった。
結構な量、発芽していました。


中にはとても大きくて厚みのある芽があった。

震災前なら今の時期、至る所にカボチャやキュウリ・米などの花が咲いていて、夏場は花に全然困らなかった。

去年から養蜂を始めたのだけど、今年、またピンチに立たされているんだと松ちゃん。

何が問題なのか?と聞いたら「巣に餌を運ぶ働き蜂が出たっきり帰って来ねぇ~んだ。多分、蜘蛛の巣に絡まったりして蜘蛛の餌になってんだと思う」と???

う~ん、確かに蜘蛛の巣は至る所にある・・・・

松ちゃんは続けて「女郎蜘蛛の巣に50匹くらいびっしり虫がついていてよ~、多分、帰って来ね~のはそういう事になってるんでねぇ~かなと思う」と言った。

蜘蛛以外にも天敵のオオスズメバチや鳥たちに食べられてしまうミツバチもいます。

あまりにもよくない環境で養蜂するという事は至難の業なんだと痛感しました。
がんばれ松ちゃん!です。


縦横20mL字型の畑で種の発芽を確認する松ちゃん。
「今の時期なら一気に大きくなっぺ」と言った松ちゃんに僕は、ひまわりの花が巣箱の近くに出来て良かったじゃんと返した。

そんな訳で彼が設置した巣箱の所へ。
着いたらすぐに巣箱を開けて見せてくれたけど、本当に蜂が半分しかいなくて僕もびっくりしました。
前回ネットを被らず刺されそうになったので、今回は写真は撮らず遠くから眺めていた僕でした。

「今、蓋ついてるとこの蛹が直ぐに孵らないとSOSだ、多分、間に合うと思うんだけどな」と・・・・。
松ちゃん曰く、上手くいくか?失敗するか?50対50の確率らしいとの事。
微妙です。


帰還困難区域の牧場に着いてすぐに作業を始めた松ちゃんでした。

みなさんは見た事ありますか?
女郎蜘蛛はめちゃくちゃ気味悪いです。
体は大きいし、あの独特の体の模様にはぞっとします。

ミツバチだけでなくスズメバチや、セミ・蝶にアブやバッタ、なかにはクワガタなどなど、巣に掛ったら女郎蜘蛛の餌食です。
女郎蜘蛛強し!

ちなみにあの大きな体の蜘蛛はメスで、オスは3分の1くらいの大きさしかないんですよ。

女郎蜘蛛の巣にたくさんの虫たちがかかり食べられた後の姿を、僕も以前、見た事がありますが気味悪くて好きじゃない。

彼の悪友の一人にイタリア人ジャーナリストのアントニオさんがいますが、彼は女郎蜘蛛が大の苦手だったのを思い出しました。(笑)

今週はめいっぱいな感じで富岡に行けないので、来週、松ちゃんに会いに行こうと思います。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼いたします。
またお会いしましょう。























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福島と同じ。

2016-07-19 11:22:48 | 日記
みなさん、こんにちは。
先週の土曜日から3連休でした。

曜日の感覚がなく、土曜日の高速道路走行中に渋滞情報を聞いてそれを知りました。汗


なかなか植えることが出来ずにいたトマトの手入れをする松ちゃん。

ベト病っていうカビの一種の病気になった苗を手入れしながら「もう少し天気が良くなったら治るべ。原種のトマトは結構強いんだぞ」と。
知識経験が全くない僕は色々と教えてもらってます。

先週の参議院選挙のおいて福島では震災後、ついに野党が自民公明の与党に勝った。
戦後の統治から延々と基地問題に苦しむ沖縄でも野党が勝ち、大きな問題を抱えているこの2つの県で与党は破れた。
問題を先送りしてきた与党の政治に県民がNOを突き付けたということか。

結果は自民公明の与党が圧倒的に勝ってしまったのだが、問題を抱えている県と問題を抱えていない県との違いだと思った。
福島第二原発の再稼働だけは絶対に阻止してほしいので福島の野党には頑張ってほしい。
政治の話はこれくらいにしましょう。


リードを外すから「待て」の指示に従う石松君。

たまにはシロさびの写真をと思ったのですがシロはプチ家出の最中でしたので、今日は久々に石松君の写真を使います。
2~3日で家に戻って来るのでみなさん、心配しないで下さい。
松ちゃんの家の餌置き場当たりの草むらで遊んで、飽きたら帰って来る家出ですので。

2週間前になるだろうか?僕は九州の支援者の方と話すことが出来、熊本の被災者のみなさんはどうしているのか聞くことが出来た。
その方から「被災者はもうここに住めないと、九州の他県の親戚を頼ったりして避難した人がいるようです」と。

あの大きな地震の後の大雨被害。
本当にひどい状況なのをTVニュースで知り、大地震・津波のあと原発事故が起きた福島と似ていると思った。

地震があれほどひどかったのに、そのあとのあの大雨はさすがに辛かったでしょう。
ダブルパンチですよね。
住めない状況が同じでなくても避難を余儀なくされているのは福島と同じです。

内のかみさんもこの頃、TVで熊本のニュースを全くと言っていいほど放送しないと嘆いているというか憤っている。

この暑さの中、今でもテント暮らしをしている方もいるのだから、国は熊本の被災者の全ての人に住む場所を早く与えてあげてほしい。
全壊だとか、半壊だとか、一部損壊とか、関係なく全ての被災者に住む場所を。
今すぐにです!

熊本のみなさん、暑さに負けず気張ってください。
心から応援しています。


リードを外してもらい喜び走り回る石松くん。

福島では南相馬市の警戒区域の解除があった。
被災者は新しい住環境を形成していて戻って来る住民は、以前の1割程度とTVは放送していた。

来年の春には富岡町も避難指示が解除されるかも知れない。
帰還困難区域を除く2つの区域の解除を町は目指している。

来春で震災と原発事故から6年。
本当に長い道のりです。
今でも生活再建の途上の人たちが多い。
このことはこれからも時々書いていこうと思います。


一人散歩を終えてご飯の時間
松ちゃんの「待て!」に、ちゃんと反応出来るようになった石松君です。

松ちゃんは先週、ある国の取材を無事に終えたらしい。
早く終わって良かった。

僕は今、今年の夏の帰還困難区域の牧場で水不足にならないだろうか?と少しだけ心配している。

関東にいると水甕(ダム)の収容率何%とニュースで日々報じているので、福島の帰還困難区域の井戸の水は大丈夫かな?とついつい思ってしまう。

水は本当に大切です。
いざ、何が起こるか分からないので、みなさんも水の備蓄だけはしておいてくださいね。

今日は久々の休みなので水をケースで買いに行こうと思います。
みなさんも熱中症などに気をつけて、しっかり水分補給を取ってください。

それでは今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。





























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本来の姿。

2016-07-13 06:30:51 | 日記
みなさん、おはようございます。
一昨日も昨日も暑くて参りました。

30度超えるときつく感じるようになった。
オヤジだよなぁ~、元々体力がないからな。


帰還困難区域にて。
餌を覆っていたシートを外す写真。

帰還困難区域の牧場の餌場もドロドロになっていた。
今年の梅雨明けはいつ頃になるだろうかと思う。


松ちゃんを見てやって来た牛たち。


いつもと変わらぬ光景。
体の大きな牛は半分足が泥の中に埋まってしまう。
「ここも今日みたいな日が1週間続けば乾くんだけどな」と松ちゃん。

帰還困難区域の牧場の餌やりを終えて松ちゃんは、仲間の畜主さんの事を話してくれた。

その畜主さんは今、10日に一回の割合でしか牛を見に来ないと聞き僕は普通に驚いた。
どうして?と尋ねたら、彼はそのまま畜主さんの牧場へ連れて行ってくれた。


畜主さんの牛たちは草を食んでいた。
放牧されてる!いいなぁ~が僕の印象。

「ここは合わせて5町くらい(1万5千坪)あっぺ、これなら手が掛らねぇよな?草が生えてるところに牛を移動させればいいんだから、これなら10日に一度みるだけでいいべ!」と松ちゃん。

これいいよ!と絶叫し、こんな風に出来ない?と聞いてみた。
松ちゃんは「土地を貸してくれる人がいたとしても2年後だべな」と言った。

除染が終わっていないので終わるまでは出来ないとの事。
こんな風に出来れば松ちゃんもかなり自由な時間作れるのにと思った。


柵の杭がずっと続いていた。
5町分のくい打ち畜主さんも大変だっただろうなぁ~。

畜主さんも高齢で遠くに避難しているから、3日おきに来るのもなかなか辛かったのでは?
このやり方だったら凄く楽だと思う。

1町(3000坪)ごとに柵を作り、そこの草を牛たちに食べさせ草が無くなったら、草の生い茂る次の1町の柵へ移動させる。
今の時期は草の成長が速いのでなくなることがない。


いやぁ~やっぱりいいです。
牛たちはのんびりしているし牧場って感じする。
完璧!って思った。

このやり方だとロールわら餌の使用も少なくて済むから、畜主さんのわら餌は今、本当に少しだけしか使わないみたいです。
秋冬のために温存出来るって言う訳。

やっぱり自然体でいる牛の姿を見れたのが一番です。
これが本来の姿だと感じた。
今回はいいものを見れたし松ちゃんの牛の飼養もこんな風にやれたらいいなと思った1日でした。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。


















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あと5年経ったら

2016-07-09 05:54:15 | 日記
みなさん、おはようございます。

今回、松ちゃんの家の下の牧場で、飛んでいる2羽のツバメを確認した。
元強制避難区域の故郷につばめが飛来した事を知り僕は素直に喜んだ。

喜ぶ僕を見てすかさず「ツバメは駅前当たりの家に巣を作っているんだ」と松ちゃん。


現在の中央商店街西側交差点

ツバメが飛んでいるのを見て喜ぶなんて、みなさんには理解できないかもしれませんが原発事故以来、町でツバメを見た事無かったから嬉しかったです。

本当に鳥の鳴き声をこの頃、良く聞くようになった。
震災後、全く聞けなかった懐かしい声を聞くことが出来る。
本当に変わったなぁ~。

この日、僕は何年ぶりかで富岡川の中に入った。
松ちゃんが今年のアユの生育状況を見るのに付き合ったから。


僕の足元を見て長靴を履いているのを確認して「おっ、大丈夫だな。じゃぁ一緒に行くべ」と川へ。

松ちゃんの趣味の魚釣りは今どうなのか聞いてみた。
「全然釣ってねぇ~、そんな気分にもなれねぇ~し、行ってねぇんだ」と言った。

忙しいから時間がないみたい。

「今度いつ来るんだ?そんとき一緒に釣りでもすっか」と松ちゃん。


この場所は震災直後、松ちゃんが大きなヒメマスと格闘した場所です。

太公望ばかりが顔を揃える鮎解禁なのに人がいない。
震災前は人・人・人で埋め尽くされた富岡川だけど、釣り人は何処にもいなかった。
寂しいかぎりです。

もっとも放射能の事を考えたら、釣った鮎を食べる事への抵抗はかなりのものがあるかもしれない。
まっ、そんな訳で誰もいない富岡川だった。

「一回、大雨が降って増水したらいい鮎が育つ。今の藻が流され新しい藻が付いてそれを鮎が食べると大きく育つんだ」と松ちゃん。


ヒメマスは確認できませんでしたが数匹は必ずいると彼は言っていた。
ここには鵜がいて鮎などの魚を独り占めしている。

松ちゃんは嘆くように言った「今年のアユは少ねぇ~な、全然いねぇ~」と。
上流から下流に流れおちるように小さな滝状態になっているところに、以前ならたくさんの鮎が飛び跳ねて上の堀に向かって飛んでいたというから断然に少ないです。

飛び跳ねている鮎は一匹もいませんでした。

それでも川の水の量が多く魚たちにはいい環境だろうと思った。


「じゃぁ~行くか」とジャンプ。
僕は別な場所で滑り両手をついて痛い思いをしました。
デジカメが壊れなくて良かった。

このあと帰還困難区域の牧場へ餌やりに行きましたが、人がいない富岡川の橋付近にこいのぼりが気持ちよさそうに揺れていた。

橋から下の川面を見て15cmほどの鮎を数匹確認。
大きく育つことを願う。


吊るされたこいのぼりは大小合わせて200以上の数あったかな?
景気つけみたいなものかも知れないけど、人の手がここに入っていることが分かる。

この富岡川で鮎解禁の時に人が溢れるほどになるのはいつだろうか?


復興を願う人の手によって川に飾られたこいのぼり。
色とりどりで見ていて気持ち良かった。

震災からとても長い5年だったけれど、あと5年経ったらどうなっているだろう。
そんな事を想いながら川を後にした僕だった。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。





































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ドジョウ???

2016-07-08 07:00:23 | 日記
みなさん、おはようございます。
今日は松ちゃんが物知りだってことを書きます。


餌やり作業を終えて松ちゃんは「あれ見てみろ」と言い、除染されたきれいな場所で色が違っているところを目で合図を送りながら「イノシシが掘り起こした跡だ」と教えてくれた。

何か餌でもあるの?と無知で馬鹿みたいな僕の質問に「ミミズだとかいっぱいいるよ」と返し、そうなんだと納得。

そういえば一緒に歩いた農道をやや大きめの太いミミズが横切っていた。
球根とか植物の根の部分でもあるのかと思っていたから新鮮な驚きだった。
イノシシのレーダーは土の中のミミズまで探知して食べてるのか~と。


松ちゃんは元田んぼの用水路に足を運んだ。
「ドジョウいなくなっちまったかなぁ~」と独り言。

えっ、ドジョウがいるの?とまたまた馬鹿な質問をした僕だった。
「ここにドジョウがいたんだ、でも除染で泥も何もかもなくなっちまったから、いなくなったかな?でもまだ数匹はどこかにいるんでねぇ~か?」と。


じっくり用水路を見て生物の生息を観察する松ちゃんでした。

松ちゃんはドジョウが生息できる用水路になるには少し時間がかかると話してくれた。
牧場の中の用水路はまだ除染されていないので、そこにはドジョウがいるから大丈夫との事。

松ちゃんが立っている場所に僕も行き、用水路の中に足を入れた。


泥も何もないきれいな水が流れている底に黒い物体を発見!

僕はその物体を手で掴み松ちゃんに「貝がいたよ」と見せたら「それ蛍の幼虫の餌だ」と教えられ「ホタルの餌?ここにホタルいるの???」と瞬きするのも忘れていたら「カワニナっていう巻き貝だ」と貝の呼び名も教えてくれた。

そういえば震災前にお盆の時、兄弟や親せきが富岡の実家に泊まった時に夕涼みに川に行きホタルを見た事を思い出した。

富岡川はホタルが生息するきれいな川だったんだ。


「ほれっ、そこに蛍がいるべ!」と僕の目の前を指刺した。
言われて直ぐに見つけられなかったんだけど、一匹の昆虫がいた。

「蛍だよ」と今度は言葉少なめの説明。
「ゲンジホタルってやつ」と教えてくれた。

そうだ40年前には僕もこのゲンジホタル知っていたはずだ。

すっかり忘れていた。
ホタルの幼虫が水の中で成長することも。

そしてゲンジホタルは成虫になってから一週間しか生きられず、そのあいだは水だけしか摂らず短い一生を終えるのだと。
夜に見たかった。
ホタルがお尻を光らせて飛ぶ姿を。

ある意味感動だった。
今の富岡にもホタルがいることが分かっただけで嬉しかった。


ドジョウのための環境を作ってあげようと頭の中で闘っている松ちゃんに見えた。

こういう時の松ちゃんは、いつも真面目だ。
松ちゃんは富岡町の生き物のあらゆる生態を知っている。
日々の生活の中でたくさんの動・植物・昆虫を見ているからだ。

忘れていた記憶を取り戻したり、新たに取り入れる知識など、彼からもらう事が多い。
それが楽しいこともあり切っても切れない関係が続く。(笑)

さて今日は松ちゃんの一面をご紹介しました。
次回も彼の牛飼いでない部分を書きます。

それではみなさん今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。



















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草ぼうぼう。

2016-07-07 17:20:30 | 日記
みなさん、こんばんは。
今年は本当に暑いですね。

七夕だというのに今日は30度を超す気温にぐったり。
梅雨だというのに雨も少なくて関東の水問題に拍車をかけてます。

去年の富岡町は除染が盛んに行われてきれいだったけれど、今はあちらこちらで元通りの草ぼうぼうの状態に戻っていた。


「ほれ、見てみぃ~除染したとこ、草に覆われて車が入れなくなってっぺ」と松ちゃん。
町から外れた場所には、こんな感じのところがあり、ほんとに除染の意味を考えさせられた。

松ちゃんちの牧場の除染も雨が降っては延期になり、遅れに遅れているとのこと。
住民が帰る帰らないにかかわらず国の方針だからという事で始められたが、人のいない農道や田んぼは除染前の姿を取り戻そうとしている。

おそらくお盆過ぎ頃には、セイタカアワダチソウが伸びに伸びて徘徊しまくる野生のイノシシの隠れ蓑になりそう。


富岡の松ちゃんの元田んぼの牧場は前回よりずぶ泥の状態でした。
「あとひと月、梅雨が明けるまではしょうがねぇ~な」と、ズブズブの牧場を眺めた松ちゃん。

牛たちはずっと先の2段3段目の場所で草を食んでいた。

松ちゃんは「除染はあと2年あるらしいけど、ほんとによ~、どこもかしこも草が生え柳の木も生え森になっちまうべな?木や草に覆われて入ることが出来ない家だらけになるぞ」と言い作業を始めた。

以前も同じことを言った松ちゃんだったけど、今年の状態を目の当たりにして本当に言った通りになって来たと感じた。
これが現実かと痛感。

頭の中では分かっていたのだけれど・・・・。
誰も帰らない町、人のいない町、これで復興か・・・と。


松ちゃんの姿を確認した牛たちは、一斉に餌場を見て動き出した。
彼らは常にげんきん!

今回、松ちゃんには色々と渡すものがあり、またNPOの件の相談もあって会いに来た。

松ちゃんはすでに今年の秋冬用の餌の件で動いてくれ、例年よりかなり早いペースで動いている。
今年は花の開花など例年よりも一ヶ月早いペースなので、準備が早いのはいろんな意味で吉と出ると思っている。


牛たちは少しだけ伸びた草を食むより、松ちゃんがくれるわらの方がお腹いっぱいになるので、もう突進してくるって感じです。

松ちゃんは作業しながら今の町の事、養蜂のこと、今年の秋冬の餌のこと、川に住む魚のこと、山に自生する植物の事など色々と話してくれた。

松ちゃんの家の下の牧場の餌やりは、帰還困難区域の牧場での餌やりよりも大変だ。
餌を抱え運ぶ柵の側の道が日陰のため、雨が降れば乾かず常に滑る。
足場の悪い所を何度も運ばないとならないので結構な作業です。


牛たちは一斉に松ちゃんの後を追い餌を求めた。

十数回運んで戻って来た松ちゃんの額には玉のような汗が。
毎日本当にご苦労様と言いたかった。

この後、帰還困難区域の牧場に餌やりに行き、そのあともぐるぐると町の中を探索。
僕は色々な事をまた彼から教わった。
次回は松ちゃんの横顔でも書こうかなと思います。

今日、松ちゃんを取材したい国の人がいるので紹介したいと連絡が入った。
大丈夫だと思いますと勝手に返答しちゃった。

今の松ちゃんの忙しさに輪をかけてしまうかも知れないが、彼はがんばる福島の歩く広告塔。
更にパワーアップして頑張ってもらおうと思います。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。










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必死で生きてる。

2016-06-30 11:30:01 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
昨日の夜、松ちゃんと電話で話した。

珍しく電波が良かったので「今どこ?」と聞いてしまった。
彼は仕事を終えトラックに乗り家へ戻る途中だった。


今日の写真は前回行った時の写真です。

青々と茂る短めの草を食む牛たち。
法事で行ったのでデジカメは持っていかず携帯で撮りました。

来月いつ頃都合がいいのか聞くのと月末に東京銀座に来るって言っていたので、確認の意味で電話したんだけど松ちゃんは「もう行って来たぞ」と。

「えっ、マジ!・・・」汗
松ちゃんの話だと23日に銀座に出たらしいです。

東京に来るなら、その時に時間を合わせて会いに行こうと思っていたんだけど、彼も僕も今までのように時間が取れずで、なかなか思い通りに行かないです。


牛たちのいる牧場の奥を歩いたら、草の下にある雨水が浮き出てきた。
遠くからでは分からなかった今の牧場の状態を知りました。

今日で6月も終わり明日から7月。
後半戦に突入です。

来月いつ富岡に行こうかすぐに決められない今日この頃ですが、松ちゃんとやるべきことが一つあるので打ち合わせをしました。

その事を何とか早めに着手したいところなのですが「今は梅雨だから後にすっぺ」と松ちゃんに言われた。
物の移動だもん、それもそうだよなぁ~と納得。


梅雨なのに僕が行くときはいつも晴れていて牛たちも日向ぼっこしている。
松ちゃんの餌やりが遅くなっても草が生えているので「餌くれ~腹減った~」と騒がないです。

牛たちの餌も順調に減って7月いっぱいか8月半ばまでの量なので、そろそろ今年の秋冬用の餌の準備しなくちゃならない松ちゃんでした。

今年、カボチャやキュウリ・ナス・スイカ・ミニトマトなどの苗を買って来た松ちゃんなんですが、てんてこ舞いの日々を過ごしていて植えられず、野菜の苗たちはどうしようもない状態になってました。

重機で土を耕したまでは良かったんだけど、一度の耕うんでは土の状態が良くならず何度かやらないとダメだったみたいです。
「この重機、力なくてよ~、時間もなかったらなぁ~」って。

そんなこんなで松ちゃんちのカボチャとスイカは、家の裏側の水道の周りでつるべを伸ばしあられもない姿になってた(笑)


松ちゃんちの琵琶の木。
近づいて良く見るとたくさんの実が付いていた。

松ちゃんに甘いか聞いてみたら「まだだべ、もう少し経てば甘くなっけど、その前にハクビシンが来て全部食っちまうべ~」と。

ハクビシン????マジ!と、またびっくり。

松ちゃんの話だとハクビシンが毎年この時期にやって来ては目の前にあるこの大きな琵琶の木の実を一週間で全部平らげてしまうらしいです。

10m以上の高さの大きな木。
人間の僕から見ても、もの凄い量の実なんだけど・・・
木の上に留まり下に降りることなく食べ続けるハクビシン。

害獣であるハクビシンだけど彼らも必死に生きているんだ。
秋冬になれば餌になるものは少なくなるから、今の時期にたくさん食べておけよと思った。

松ちゃんはハクビシンを追い払いもしないし、害獣だからといって捕獲することも苛めもしない。
松ちゃんなら簡単に捕獲できると思うんだよね。

タヌキだってキツネだってイノシシだって、たとえハクビシンのような害獣であろうと、どんな命でも大事にする。
そういう男なんだよね彼は。

来月、いつ頃行けるか?まだ未定なのですが、また近いうち行って来ます。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
























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寝てばかりいる。

2016-06-23 08:11:54 | 日記
みなさん、こんにちは。
月曜日にいわきで法事があり、そのあと富岡に行って松ちゃんに会って来ました。

この日は、お互いに時間がなくて少ししか話せませんでした。
横浜に帰ってからすぐに更新できなくてごめんなさい。
始めに支援物資のご報告をさせて頂きます。

伝票NO3043-0664-3163 T.K様 クレイングラス25kgX2個・チモシー1番刈500gX2個・牧草MIX

温かいご支援本当にありがとうございました。
大事に使わせていただきます。


お昼寝中のイノシシ君。
帰還困難区域の牧場へ行く前にイノシシに餌と水を与える時の写真。

このところイノシシが寝てばかりいるようで「こいつら、もうそろそろなんかもしんねぇな~」って松ちゃんが僕の顔を見て言った。
そろそろって何?って聞いたら、歳とって老衰で亡くなるかもって。

なんでも「死期が近くなると寝てばかりいるようになるんだ」と彼は教えてくれた。


「おい、ほら、起きろ」と声を掛けイノシシを起こす松ちゃん。

老いに勝てないのは人間も同じだけど、松ちゃんちのイノシシは軽く10年以上は生きているから、そんなこともあるのだと思った。

ほとんどのイノシシが老衰でなくなり、今は2頭だけになった。
15年生きたらイノシシは人間でいうと何歳くらいなのか聞いてくれば良かった。


松ちゃんの声に直ぐに反応したイノシシ君。
以前、僕を見て威嚇してきたイノシシ君は、起きたらびっくりして小屋の端へ走った。

そういえば、このイノシシ君、この頃、威嚇してこなくなったよなぁ~。
年とって丸くなったのかな?

「餌も大事だけど今の時期は水が一番大切なんだ」と教えてくれ、イノシシの小屋の水飲み場に水を入れた松ちゃん。


おとなしい方のイノシシ君は松ちゃんの声を聞き、目を開けたけど無視するように起きて来なかった。
息を吸ったり吐いたり寝そべったイノシシのお腹が動いているのを見て、よっぽど眠いのかなと。

この日は気温が高く暑かった。
梅雨に入った感じがしない。
日差しが強くて僕も汗を掻いていたので、イノシシ君たちがずっと昼寝していたい気持ちは理解できた。

寝てる方が楽だもんね。


帰還困難区域で餌やり。

家の下の牧場でロールわら餌を2つ使うとしたら、こちらの牧場は3つ使うと教えてくれた。
ここの牧場のオス牛は体が大きくてそのくらいは軽く食べる。

もっともお手製の鉄板を敷いて作った餌場に端から端まできっちり餌を置くと相当な量になる。
「俺もきっちりやりてぇ~から、そうなっちまうんだよな」と松ちゃん。

家の餌置き場の餌も随分と無くなっていた。
「夏が終わったら、また餌の準備しねぇ~とな」と言った。


がっついて食べる牛の顔に重機から餌がこぼれ、前が見えなくなり柵から頭を抜き一生懸命に頭を振って取ろうとするのだけど角にわらが絡まり取れず、頭を振りながら歩き回って苦労していた牛君。
結局、自分では取れず仲間が寄って来て顔に絡まったわらを食べてくれ餌場に戻れた牛でした。

家の下の牧場にも帰還困難区域の牧場にも、病気の牛が一頭もいない。
それはやっぱりすごい事だと思う。

今月末、東京の銀座に出て来る予定の松ちゃんだが、いつになるかまだ決まっていなかった。
こっちに出て来た時にまた会おうと思っているのだけれど、彼の今の状況を分かっているので無理に聞かなかった。

このことはまた時間を見計らって聞いてみようと思います。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。




















                    

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ホントに参ったぁ~。

2016-06-20 00:27:27 | 日記
みなさん、こんばんは。
昨日、今日と、またも遠征スケジュールでいつもの自分に戻った。

明日も用事でいわきに飛び今週の土日には、また静岡へ走らねばならず時間に追われまくってる。

明日、松ちゃんと会いたいんだけど彼も毎日めっちゃ忙しそうで気が引ける。
今日は前回の続きを書きます。

松ちゃんが2つの牧場の餌やりを終えて無言で僕をあるところに連れて行った。
連れて行かれた場所は新しい生態調査の場所。


松ちゃんは今年、ふるさと富岡町で試験的養蜂を始めた。

去年は帰還困難区域の大熊町と除染を終えた楢葉町で養蜂を始めましたが、野生する花が少なかった事やその他の条件が揃わず失敗に終わってしまったんです。

今年の5月、とても良い天候に恵まれアカシヤの花が咲き誇り、気温が高い日が続いたこともありミツバチが一気に増えたそうです。


巣板一枚一枚、真剣なまなざしで女王蜂を確認しているところ。

去年の失敗が生かされているなと思ったら、何を隠そう彼から大きな失敗をしてしまったんだと聞かされ、どんな失敗をしたのか聞いてみた。

「蜂の生育も順調だったし、あと2~3日様子見てみっぺと思ってたら分蜂しっちまってよ~、ほんとにまいったぁ~」と。

養蜂家が一番やっていけない分蜂をさせてしまったらしいです。
新しい女王蜂が生まれると、古い女王蜂はたくさんの働き蜂を連れて巣から出て行ってしまうんです。

蜂の数が多ければ多いほど良く、病気などから身を守り巣としての強さを保てるんです。
蜂の数が減るとその逆になる。
小さな群の場合致命的になることも。


それでも前の女王蜂がたくさん卵を産んでくれたおかげで、一枚一枚の巣板には生まれた働きバチがびっしり。
見事な数の蜂でした。

松ちゃんは女王蜂のマーキングをしていないので、動き回り直ぐに隠れてしまう女王蜂を探すのに時間がかかっていた。
僕も手伝ったけど、なかなか見つけられなかった。

ようやく女王蜂を見つけたところで「王台(女王蜂の卵)がいっぱいだぁ~7個くらいあるな」と、松ちゃんは伝家の宝刀カッターで巣板に産みつけられた王台の切り離しを始めた。


王台を巣板から切り離している写真。

王台の中にはみなさんがご存じのローヤルゼリー(女王蜂だけが食べる餌)が入ってます。
綺麗になるらしいですが男の僕は美味しくないのであまり好きじゃありません。
あれは綺麗になりたい女性のためのものなんだと思ってます。

この王台を取り除かないと、また新女王蜂が生まれて前の女王蜂が働き蜂を連れて出て行ってしまう。
松ちゃんの場合、今度やってしまったら蜂を増やせなくなるのでとても大事な作業でした。


取り除かれた王台の写真
3つ4つ5つと手際よく松ちゃんは取り除いていった。

蜂の管理を終えて帰ろうとした時に、取り除かれ箱の上にに並べられた王台のすぐ近くに一匹の女王蜂が。

松ちゃんが「えっ、女王蜂がいる!なんでいるんだ?嘘だべ~」と女王蜂を大事に手の平に乗せ「穴が開いてる王台がないか見てくんねぇ~か」と。

僕は直ぐに走って駆けつけ巣箱のふたの上にある王台を一つづつ見ていったら、中身の空っぽの大きな王台があり「あったよ~」と声を掛けた。

僕は初めての経験だからめちゃくちゃびっくりしたんだけど、切り離した王台から生れちゃうなんて、まじありえないって思った。
そういえば師匠がこんな事もあるって言っていたよなぁ・・・

松ちゃんは僕に「女王持ってて」と僕に女王蜂を手渡した。
ここからまた悩んだ松ちゃんでした。

ようやく増え始めて女王蜂一匹に対してちょうどいいくらいの蜂の数になったのに、新しい女王蜂のための働き蜂と交尾させるためのオス蜂を用意してあげなければならなかったので、本当に悩んでました。
蜂の数が少なかったみたい。

生れて来た新女王蜂を死なせるわけにもいかないので、何とか生かすべく新女王の家を作ってあげるために用具を揃えるために彼と家へ。


用具を取り揃えた松ちゃんは、最終的に蜂の数がいっぱいでハチミツのたっぷり入った巣板を選び、新女王蜂と共に新しい巣箱に入れてあげた。

この時僕は5m離れたところにいたんだけど、僕の耳の後ろで高音で何やら嫌~な羽根音が・・・
その振動が何か?すぐに分かった。
ギクッ、まずい!これはじっとしてないとやられる!

僕の襟元の髪にミツバチが。
30秒は攻撃していたと思う。
恐怖の時間だった。

僕が変な格好して固まってじっとしているのと、高音で攻撃しているミツバチの羽根音が松ちゃんには聞こえたんだと思う。

「刺してる!刺してる!」と駆けつけてくれて僕の襟元の髪に攻撃しているミツバチを取ってくれた。

松ちゃんは白髪で僕は黒髪。
みつばちは黒いものを天敵の熊と勘違いするらしく僕は熊にされた。汗
今回、生まれたばかりの女王蜂のせいで、何度も巣箱を開け作業したから蜂も怒ってしまったんですね。

また女王蜂を持っててと言われ女王蜂を手にしたことで女王蜂のフェロモンが手に付き、その手で髪をかき分けたので髪にフェロモンがつき敵と思われ攻撃されたんだと思います。

僕は養蜂を初めて数年後、アナフィラキシーショック症候群を発症。
もし刺されたら綺麗になりたくて注射器で自分の顔を失った、ある国の扇風機おばさんみたいに顔が腫れひどくなっていたと思う。

一度経験してるんです。
会社のみんなに笑われたことがあります。
あの時は休みの前日で良かりました。

松ちゃん、ありがとう。
それにしても床屋にずっと行けなくてボサボサの髪でまじ良かった~。
助かった。


白い丸印が新しい女王蜂です。
動き回るので上手に撮れませんでしたが、働き蜂よりお腹が大きいのが分かると思います。
女王蜂の右下にはオス蜂もいます。

これで無事に終わったと思っていたら彼はまだ悩んでいた。

蜂は自分の巣に戻る習性を持っているので、新しい巣箱に新女王蜂と一緒に入れた働き蜂が戻ってしまう事を心配していた。

「どうするべ、移動した方がいいべか?このままでも大丈夫だべか」と。
すかさず僕は移動させた方がいいんじゃない?と後押し。


で、新しい巣箱は松ちゃんちの餌置き場に設置されました。
元の巣の設置場所からは2kmくらい離れているので大丈夫だと思います。
新女王には、どんどん卵を産んで蜂の数の多い立派な巣を作ってほしいです。

今回の蜂の管理に「えらい時間食ったよな」と苦笑いの松ちゃんでした。
牛の餌やりを終えてからミツバチの管理をしたんだけど、家に戻ったり用具が足りなくて行ったり来たりしたので夕方5時近くまでかかった。

僕が持って行ったおにぎり一個がこの日の松ちゃんの朝と昼のごはん。
おにぎりの数はもっとあったのに、食う暇がないって感じでした。
僕の生活と雲泥の違い。
本当に申し訳なく思いました。

このあと僕は横浜に帰るんだけど、彼は餌の積み込みをするため、また作業を始めた。
夜は野鳥の生態調査に行くみたいで、やっぱりハードな生活。

少しへたれ気味っていうくらいだから、とにかく体を壊さないでほしいと言ってきた。
今はそれしかないです。

今日は長々とお付き合い下さいましてありがとうございました。
明日も早いのでこの辺で失礼します。
それではみなさん、またお会いしましょう。
















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3年後の近未来

2016-06-17 10:17:22 | 日記
みなさん、おはようございます。
今日は仕事が午後からなので、今回の続編を書きます。

今回、富岡に行ったら松ちゃんちの家の下の牧場の前が除染されてきれいになっていた。
もう、とっくに終わっていてもいいのに、かなり遅れているなを痛感しました。


松ちゃんが作業準備しているのを待たずに向かったんです。
黒い袋の塊が所々に並べられていて、近くで見ると大きな重機が置いてあった。

平日なのに作業してなくて驚くほど静かだった。
それなのに牛たちは一つ目の柵の中には一頭もいなかった。
僕は隣の牧場にそのまま足を運んだ。


二つ目の牧場に歩いていくと数頭の牛たちが見えた時はほっとした。
いるのが当たり前なんですけど、変な心配をしてしまうからどれだけ心配性なのか・・・と。

前日の横浜の気温は26℃くらいだったので、その感覚まま朝早く家を飛び出したはいいが半袖で行ったから肌寒くそれがちょっとつらかった。
霧雨が降った時はマジ風邪ひくかも?って思った。

柵の前に着いて「どひゃ~、またこの状態かい」汗
隣の牧場の方が乾いたところがたくさんあっていいと思うんだけどなぁ~。
牛たちにとっては除染は迷惑なものなのかも知れない。


そこへ松ちゃんがやって来た。
「こないだ降った雨のせいで一気にこうなったんだぁ」と。
すかさず僕は「牛は向こう(一つ目の牧場)に行かないの」と返したら「除染やってたからなぁ~」と返って来た。

家の下の牧場ではぬかるみに足を取られ自力で抜けられない牛は一頭もいない。
帰還困難区域の大きな牛たちより体は小さめだが問題を抱えている牛はいないんですね。
ここでは体の小さな子牛たちがしっかりと食べられるようにするのが松ちゃんの仕事のポイントになっている。

早く除染が終わっていたなら今頃、牛たちは広い牧場でのんびりしていられたのにと思う。
それがちょっと残念です。


餌やり前の写真。

個人的な話ですが僕は家屋の除染同意書に判子を押さないで来たから、このところ自分の携帯に何度もしつこいほど除染会社から電話が入った。

帰還する人が少ないのに除染するのって税金の無駄使い???ってずっと思っていたのも事実だけど、原発事故の事や東電の事などの一切が面倒で何もする気がなかったのも事実なんですね。
気持ちが後ろ向きになってました。

今回99%除染が完了しているんだと報告を受け、帰還する人の事を考えて渋々判子を押すことにしました。
ゼネコンの下請けで働いている同じ富岡町の住民に「町のために」って言われたら弱いよな~。


そんな訳で餌やりをする松ちゃんと色々と話した。
家の解体を希望する人は一年待ち状態だとか?代わり映えしない町の今の現状などなど。
話しは疑惑の中でドロンした都知事の舛添さんの話まで出た。(笑)


それにしても食いつきの良い牛たちだった。
松ちゃんが与えている餌は強烈なニオイがしなかった。

以前の餌は餌としては問題ないのですが臭いが強烈で、餌やりの手伝いをしたら横浜までの車中は強烈なニオイで、ほんとに高速のパーキングで食事も手洗いににも行けないほどだった。

もちろん松ちゃんのトラックの助手席に座るのはお断りしてたほどひどかったので、今回の餌は良かった。
おかげで松ちゃんの軽トラに乗って帰還困難区域の牧場に行けたのだから。

「あの餌は全部使い切ったよ。そろそろ今年の餌の確保の準備しなきゃな」と苦笑いの松ちゃんでした。

話しを戻して松ちゃんちの家の除染も終わっていない。
松ちゃんの家は祖父と父の2つの家を解体してから除染をしないとならないみたいで、まだまだ先になりそうだと話してくれた。

除染すれば線量が下がるのは分かるが小さな子供と暮らせるかって言ったら無理だし・・・
それでも判子を押したのは隣の住人が帰還することがあったら、やっぱりその人たちのためにもやっておこうと思ったからなんです。


この日、彼は自分の3年後の近未来を語った。
「3年後、俺は○○してるぞ」と。

究極の5年間を被災地で生きて来た彼のまなざしは熱かった。
今の状況でも目標を立てて自分の3年後をしっかりと見つめている。
困難をもろともしない生き方をして来た彼は必ず形あるものを残すと思う。

僕は自分の3年後を未だ見いだせていないと感じているのだけど、彼と話しをしていると面白いし楽しくなる。
そういう意味では、また松ちゃんからパワーをもらったと思う。

このあと僕は松ちゃんの軽トラックに同乗し、ある場所へ向かった。
この話はまた書きます。

みなさん、時間が来たので今日はこの辺で失礼します。
それではまたお会いしましょう。




















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安堵した顔

2016-06-16 07:21:53 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
本当に早いもので、先月26日に更新してから20日も経ってしまいました。
やっと富岡に顔を出せました。

久しぶりに会った鉄人松ちゃんは、自分の事を「少しへたれ気味だ」と言った。
なんでも湿疹か?じんましん?みたいなものが出て痒くて寝られなかった日があったとか・・・
疲れが相当溜まっていたみたいです。

病気と無縁の男が湿疹?思わず笑ってしまいました。
鉄人もやはり人間なんだと。
僕はアレルギー持ちなので湿疹やじんましんはしょっちゅう。
だけど松ちゃんにそれが出たのは意外や意外で、僕にとってはニュースでした。


それでも松ちゃん節は健在で、行きつけのガソリンスタンドで店員さんに「あぶら売って(さぼって)金貰うの教えてくれ」って一同大爆笑!
警戒区域の双葉に新しいスタンドを作るみたいで、研修生がたくさんいたところでこのジョーク。僕も笑った。

軽トラにガソリンを入れ軽油を調達していざ帰還困難区域の牧場へ。


のどかな時間が流れてた。
牛たちはのんびり。
松ちゃんの姿を見て立ち上がりこちらに向かって来た。


最初の仕事は重機に軽油を補充
松ちゃんはここの牧場で一ヶ月で18L一本の軽油を使うと話してくれた。

行くときに茨城県で雨に降られ梅雨だなぁ~と感じながら、牧場はずぶずぶになっているかと思いましたがまだきれいな状態でほっとしました。
それでも牧場の状態には「これからひどくなるべ」と松ちゃん。

今、松ちゃんは少しほっとしていることがある。
「ほれっ、これ見てみろ」と指差した先に一頭の牛が。


「こいつは腸が悪かったのかもしんねぇ~、あばらがくっきりガリガリに痩せてたんだ。餌食べるにも弱いからみんなに追い回されてたくさん食えねぇんだ。で、遠くにいてみんなが食べ終える頃来るから餌だって少ない量しか食べられなくて太れねぇ~でいたんだ。弱いのはやっぱダメだよな。でもかなり良くなってきたんだ」と。


がりがりの状態から抜け出し今は少し肉がついてきた牛のお腹です。
まだあばら骨は見えますがかなり良くなったようです。

この日もこの牛の前に立ち他の牛が来て悪さしないように付きっきりでいた松ちゃんでした。
均等に食べさせることがどれほど大変かよく分かっているので本当に脱帽です。

この牛の他にもう一頭同じような牛がいて、ズブズブの餌場で足がぬかるみにはまり自力では抜け出せないでいた痩せ細った牛の管理には手を焼いたようです。

二頭ともロープと重機で乾いた場所まで引っ張り出してあげ特別メニューで餌やりをしてきたと話してくれた。
「一時はもうダメかもしんねぇ~と思ったんだ。でも良くなってきたからもう大丈夫だべ~」と安堵した顔を見せた。


この右側の牛がもう一頭の牛。
さっきの牛よりあばら骨が見えない。


「こいつは喧嘩が強く同級生と目が合うと直ぐに角を突き合わせてガツンガツン始める。オスだから気性が荒いんだ」と。
僕にはとても自力で動けなかった牛には見えなかったです。

ここの牛たちは松ちゃんちの家の下の牧場より体がでかい。
何でと聞いたら「ここの餌やりは重機であげるからついつい大目になっちまうんだ」と松ちゃん。

「今の状態で配合飼料を3ヵ月も与えたら、霜降りの牛になるぞ」と笑って話す松ちゃんでした。
そんな松ちゃんは今月末に銀座である写真展があり、そこから招待を受けているようでそれには出席する予定です。

昨日朝9時に着き夕方5時までびっしりのスケジュールに付き合いました。
5時以降も彼は野鳥の生態調査をするから、本当にハードな一日を過ごしています。

今彼は野菜中心の食事を摂っているようでベジタリアン誕生かも?(笑)
湿疹が出てから禁酒して体調管理をしている松ちゃんでした。

全国のみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
















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少しづつだけど。

2016-05-26 08:00:55 | 日記
みなさん、こんにちは。
やっと富岡に行って来れました。

昨日は待つこと3時間、さすがにちょっときつかったかな?
でも、松ちゃんにも都合や予定があるからひたすら待つしかなかった。


松ちゃんの家から撮った写真。
食いしん坊のヤマを先頭に体の小さな子牛は柵を掻い潜り、青草の生えた元の牧場で草を食んでいた。

最初に支援物資の受け取りのご報告をさせて頂きます。

伝票NO4209-9784-8913 T.S様 ジャガイモ8ケース
伝票NO3042-5988-7934 S.K様 バミューダヘイ25kg
伝票NO4149-8539-8262 F.Y様 飲料水・他
(順不同 複数個口の伝票NO省略 イニシャル違いはお許し下さい) 

温かいご支援に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

昨日、松ちゃんを待つ間に時間つぶしに色々と歩きまわったが、ウグイスやその他の鳥の鳴き声やさえずりを聞き、町に鳥が戻ってきているのを実感しました。


身体の一番小さな子牛と2番目に小さな子牛です。
大きな牛たちは川に大集合してました。

今日は日本野鳥の会のみなさんが見えて、いつもの調査をするらしいです。

日頃はたった一人で設置した巣箱50個の確認をするのですが「まるまる3時間かかるんだ」と少々お疲れ気味の松ちゃんでした。
夕方からの確認だから、ホントに疲れるよね。

それでも巣箱の殆どに鳥が入っているらしく「マガラ・ヤマガラ・シジュウカラなどが住み付いていんだ」と教えてくれた。

本格的とつけられた除染もほぼ終えた感じで、昨日は除染業者の車も少なく静かな町の中で聞いた鳥の声。
ウグイスの合唱には気分が良かった。

少しづつだけど町の環境は変わって来ているんだなぁ~・・・
2~3年前はカラスの鳴き声しか聞かなかったのに、たくさんの野鳥たちの鳴き声を聞いて昔の富岡を思い出した。


松ちゃんは野菜の苗を2ケース買って来た。
今年植えつける品種はかぼちゃ・ミニトマト・ナス・きゅうりなど。

松ちゃんは「多分、殆どイノシシに食われて収穫出来ねぇ~んでねぇかな」と笑っていた。


「野菜を作って放射能を測ってみる」と言っていたけど、今年も色々と測ってほしいと思います。

今年は九州で大きな地震が起きましたが、何か関係があるのかな?東北の天気も少しおかしい感じがします。

松ちゃんが養蜂を去年から試験的に始め、去年は壊滅状態で何も良い処がなかったのですが、例年なら6月の梅雨入り前に満開に咲くアカシヤの花がもう散り始めていると。

僕は一ヶ月早いアカシアの満開に驚いています。
そのくらい天気が良く蜂にとっては良かったと思います。
松ちゃんは「今年は採蜜して放射能測定出来るべ」と話してくれた。


石松君の水を取りに行った写真。

山からの湧水をホースで取水して、なんともワイルドな手洗い場だったけど、今は蛇口が付けられとてもカッコよくなっていました。

僕が褒めたら「もう一ヶ月くらいなるぞ」と照れ笑い。


僕も蛇口をひねってみました。
ちゃんと水が出て来て、それなりの水量もあってちょっと感動!

昨日は山の植物の話も出来たし、色々と僕にとって収穫のある一日になりました。
お互いに時間が取れない感じではありますが、また近いうちに行って来ますので、みなさん、どうぞ宜しくお願いいたします。











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軍配は石松君に。

2016-05-08 21:53:41 | 日記
みなさん、こんばんは。
GWも今日で終わりですね。

みなさんのGWはいかがだったでしょうか?
僕はGWも何もなくて、どん詰まりのGWでした。

2日の日に富岡に行こうと思ったのですが、松ちゃんの都合が悪く行けませんでした。
松ちゃんとは今日、急きょ会う事になりいわきで会って来ました。


松ちゃんちの家で止まったままでしか見たことのない軽乗用車で彼はやって来た。
僕はこの5年で初めてこの車が公道を走るのを見て少しびっくりしました。

昨日の夜、富岡町の放射線マップを送って下さると名古屋の井上さんからメールを頂き、とてもうれしかった。
みなさんに感謝しています。

放射線マップ作成にお力をお貸し下さった皆様に、この場をお借りし御礼を言わせて頂きます。
本当にありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

松ちゃんは昨日の夕方まで中国メディアの取材を受けていて、GW期間中もずっと忙しかったようです。


いわきの駐車場で一服する松ちゃん。

彼は熊本の地震の事もあり、信頼できる協力者と共に色々と算段している最中です。
この件は少し時間を下さいね。

今も余震が続く熊本のみなさまには何を言ってあげたら良いのか、震災の時の自分の姿やみんなの苦しみや悲しみを思い出し本当に言葉になりません。

早く元に戻ってほしいと、それだけを願っています。
原発事故と違って福島よりは早く元に戻るはずですから、熊本のみなさん、希望を持って前に進んで下さい。
宜しくお願いいたします。

今日の松ちゃんは「これでだいたい終わった(取材が)から」と言って、つい最近の富岡の問題を話してくれた。


今日の僕らの昼ごはん。
あるチェーン店のラーメンとマーボ丼のセット。

午後2時半を回っていて、朝飯抜きで牛たちに餌やりをして来た松ちゃんは、お腹が空きすぎていたのですが、いわき市内を走ったらとんかつ屋さんとか焼肉レストランばかりで、肉好きでない僕のためにぐるぐると走り回ってくれた。
優しい心使いが嬉しかった。

松ちゃんは色々と話してくれたけど難しい問題は置いといて、今日は動物の被害を書きましょう。
松ちゃんはイノブタではなく本物の野生のイノシシが出没して、餌を食う訳でもないのに引き回して餌をダメにしてしまうのでえらい迷惑をかけられていると。

前日、取材を受けていた時に愛犬石松がやたらに吠えて取材の妨害をしたそうで、見に行ったら川の中でイノシシと石松が戦っていたんだって。

イノシシはお尻と鼻先を石松にがぶりとやられ、血を出し戦意喪失してたようで軍配は石松君に。

この頃、自信を付けたのか?野生のイノシシに真っ向から挑んでいく石松だと聞いた。
石松君もしっかり猟犬らしくなって来たもんです。エライ!

みなさん、本当にイノシシなんです。
松ちゃんちの牧場の足跡や草を根こそぎ食べ穴だらけになった地面を見てるので、こんな僕にも分かります。
イノブタはイノシシより鈍感なので、捕獲されてもういないと思います。
今いるのはイノシシ。
マジ危なさそうだから野生のイノシシとは遭遇したくないな~。


僕と一緒に外食するのは珍しいので、この写真使いました。
会うのがほとんど被災地だから、外食するお店もないし・・・。

ふるさとの復興は新しい町の形を徐々に形成していく過程をそのまま見せてくれている。
そんな訳で僕が「復興はするよ」と言った言葉に、松ちゃんは「人はいねぇけどな」と。

今日会った知人、友人の殆どが町に帰還しない人ばかりだったけど、人はいなくても復興していく。
何かを言おうと思えばいくらでも言えるのだけど、この先どんなふうに変化していくとも、じっと見続けたいと思います。

富岡には、また時間を作って行って来ます。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。

















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ふるさとの放射線マップ。

2016-04-29 10:27:15 | 日記
今日からGWですね。
TVで交通機関の渋滞情報を見ながら、今年もやってきたかと。

昨日は、あまりにも疲れて午後8時に寝てしまい、2時間後の10時に起きたものの、それから朝4時まで寝つけずキツイ夜になってしまった。

深夜2時頃携帯のメール受信の音を聞き、開いてみると名古屋の井上さんからのメール。
前日の夜9時頃のメールだったのだけど、爆睡中で開けなかった。

以前、ブログでも書かせていただいたのですが、3月26日に実施された富岡町の放射線測定の報告でした。
富岡町の放射線マップが完成したとあり、すぐにそのマップを開いてみた。


真っ暗な部屋の中で開いて見たマップは、青・黄・緑・赤色を放ち宝石のように輝いてきれいで、しみじみ見てしまった。
オヤジだから夜中に携帯を見ることがない。(笑)
また赤色に反応して我に返り、帰還困難区域の地区が富岡にある事を再確認させられた。

このマップを見て他県の方たちの応援が本当に嬉しくて、じ~んときました。
ただただ嬉しかった。

今回測定して下さったNPOチェルノブイリ救援中部のみなさん、ボランティアのみなさん、井上さん、お疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました。


ロールわら餌を軽トラックに積み込む松ちゃん。

松ちゃんも測定に参加したんだけど「こうして除染後の放射線の数値が出れば、帰還する人しない人に拘らず今の町の実態が分かるべ~、帰還するしないのどちらの人にも、これが指標になるからいいんだ」と。


帰還困難区域の牧場に向かう松ちゃん号。
この日は仲間の畜主さんの所にもロールを運んだ松ちゃんでした。

今回の測定では、富岡町の50か所の土壌も調べて下さったとかで本当に感謝です。
松ちゃんも山菜や果樹、魚など汚染度を測って来たけど、土壌は測ってないので有難かったです。

5月から仮設住宅や役場の掲示板に貼られて住民の方たちにお目見えするとのこと。
住民のみんなも、これを参考にしてほしい。


今日は久々に松ちゃんちのイノシシ君を見てもらいます。
写真の奥にいるイノシシ君は、ちょっと怖い。


威嚇してくることもあり、近くに寄るとこんな感じ。
離れてこちらの様子を窺い、警戒してとても仲良しになれないです。
この気性だとオスだと思う。


こちらはメスなのかな?
近づいても平気。
松ちゃんにもらったキャベツの葉をぼりぼり目の前で食べてくれた。
この子は人見知りしないイノシシって感じです。

みなさんは今日から大型連休でしょうね。
僕は今日だけ休みであとは未定なので、基本GWは無し。

それでも一日くらいは何とかなりそうなので、来週早い時期に富岡の松ちゃんの所に行ってこようと思います。

それではみなさん、GW期間中は気を付けてお出かけして下さい。
今日はこの辺で失礼します。

















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少しでも早く。

2016-04-27 16:12:12 | 日記
みなさん、お久しぶりです。
ブログを更新したいと日々思っていましたが、忙しかったのと今回の九州地震があり、頭が全然回らずなかなか更新出来ませんでした。


4月9日の写真
このところ、すごく行儀が良い石松君。

自分も東日本大震災の被災者なので、九州のみなさんのご苦労も分かるし、辛さも分かります。
そんな訳で何を書いたらいいのか頭の中の整理がつきませんでした。

朝のTVニュースを見て、熊本地震の復旧作業がかなりのピッチで進んでいるのを嬉しく思います。
新幹線も飛行機も道路もどんどん復旧していく。
これで支援物資も速やかに届けられる。

あとは仮設住宅の建設。
少しでも早く立ててあげてほしい。

一昨日、新宿駅前で東海大学の学生のみなさんが募金活動をしていたので、僕も募金させて頂きました。
少しでも力になればと・・・。

放射能がない分、とにかく早く復旧しなきゃ。
今はそれだけを望みます。


がんばる福島の決算書作りの邪魔をしてくれたシロ。
しつこいくらいじゃれて、今回は本当に手を焼きました。

僕は今週、富岡の松ちゃんの所に行こうとしていたのですが、明日行こうかなと思っていたら急に予定が入り、またいつ行けるか決まらない状態に戻ってしまった。
このままGWに突入してしまいそうです。

松ちゃんには、お願いごとありきで何としても早い段階で会いに行こうと思います。
未処理の書類が出て来て代表印も押してもらわないと完了しないので行くしかないんです。


シロの寝床を占領したさび。

今度会いに行った時に色々と話すことや聞きたいことがある。
町の事、野鳥やミツバチの生態調査の事、餌の事、九州への義捐金や今の問題などなど。

お互いに時間がない時の方が多いので全部聞けるかな?


餌を抱え柵の反対側に運ぶ松ちゃん。
このところ本当に痴呆症にでもなったか?何で反対方向に行ったのか?分からなかった。


そうそう、子牛専用の餌場がすぐ近くにあったんだった。
すっかり忘れてた。
ここは狭くて、さすがに身体の大きな牛はやって来ないんだっけ。

松ちゃんちの上の道路の餌置き場の餌も随分と減っていた。
仲間の畜主さんの所にも運んでいるので、ほんとすっきりしてきました。

みなさんは明後日からGWに入り、長い人は10日間のお休みだそうですね?
旅行に出かける人も、故郷に帰省する人も、事故や怪我など遭わない様注意して行って来て下さい。
みなさんには良いGWになるよう願います。

毎日更新出来ず、みなさんには本当にがっかりさせて申し訳ありません。
時間がある時には更新させて頂きますので、これからも宜しくお願いいたします。











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